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過去の超名作映画を観て再認識したこと

私は映画を観るのが大好き。出来るだけ偏りなくどんなジャンルの映画でも観るようにしている。

しかし何十年も前の超名作と評価されている映画を意外と観ていない。例えば「アラビアのロレンス」「市民ケーン」「第三の男」など。最近Netflixで「マンク」という映画を観た。オーソン・ウェルズ主演映画「市民ケーン」が製作された経緯を描いた作品だった。そこでついに「市民ケーン」をツタヤでレンタルして観た。「マンク」で予習していたので「市民ケーン」を何倍も楽しめた。そして次に「第三の男」もツタヤでレンタルした。「第三の男」は有名な音楽、映画評論家から絶賛されているラストシーン、映像の美しさと斬新さなどよく知っていた。昨夜初めて「第三の男」を観た。確かに素晴らしいテーマ曲、光と影の見事な使い方、そして光と影を使ったオーソン・ウェルズの初登場シーン!今観ても新鮮で素晴らしい映画だった。

しかし私には生涯ベストに選ばれる作品とは思えなかった。そこで鑑賞後、町山智浩さんや三角絞めさんの評論をYouTubeで聞いたり、ブログを読んだりして研究した。まだ研究中だが、三角絞めさんのブログで、「第三の男」のあるシーンをオマージュしたシーンがゲテモノ名作映画「ムカデ人間」にもあったことを知った。ゲテモノ映画にまでオマージュされる「第三の男」恐るべし❗️「第三の男」の様々なシーンに隠された意味、後世の様々な映画に大きな影響を与えた偉大な映画であることをぼんやりと理解できた。

何十年も前の名作と呼ばれる映画を今観た時『当時は斬新で凄かったんだろうけど、今観れば普通やな』と思うこともある。しかしそれで終わらせずに、過去の偉大な映画評論家達や町山智浩さん、宇多丸さん、三角絞めさん達の評論をネット検索し研究してほしい。研究することによって新しい発見や感動が起きることもあるし、もう一度観てみたくなることもある。素晴らしい映画には、ひとつひとつのシーン全てに意味がある。私には気づくことの出来ない深い意味が隠されている。その意味を知ってこそ本当に映画を観たと言えるかもしれない。

今はネットでほとんどの映画の評論を検索することが出来る。本当に信頼できる映画評論家を何人か見つけて映画を観た後はチェックしてほしい。映画が何倍も楽しめるようになることは間違いない?と思います。

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