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中国で人気の梅のお菓子「溜溜梅」をご紹介!

皆さんこんにちは。エンジョイジャパンの橋本です。本日は、梅のお菓子が主力商品の有名食品ブランド「溜溜梅(リューリューメイ)」についてご紹介したいと思います。

今日(9月17日)、「青梅在日本又火了(梅が日本で再び人気になった)」というキーワードが中国のSNS「微博(weibo)」「热搜(HOT検索ランキング)」に上がりました。

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このキーワードを使った投稿は、「新型コロナウイルスの影響によって日本では梅が激アツ!」という内容で、日本番組のキャプチャも添付されています。「深夜食堂」、「孤独のグルメ」等の日本のドラマが中国でも流行っていたため、「日本人は梅が好き!」というイメージが中国人の中でもあります。「溜溜梅」もこの話題に便乗し、「#青梅在日本又火了」というキーワードを使った投稿記事を転載したり、KOLを起用して商品を紹介するなど、宣伝を行いました。

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ここで、梅の歴史と「溜溜梅」について簡単にご紹介します。

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(1)「青梅」の歴史

青梅(写真のように、グリーンの梅)は中国発祥で、一番最初に日本に渡ったきっかけは、唐時代の使節が日本へ青梅を持って行ったことからと言われています。青梅は食べ物として1,000年以上の歴史があり、東漢時代では青梅を薬として使用していました。また、青梅は食べ物でありながら、中国文学にも使われていました。「青梅竹马(※)」「望梅止渴(※)」等の中国の熟語に「梅」という字が頻繫に使われていました。なので、青梅は中国人にとても好かれている食べ物(お菓子)です。

※青梅竹马:青梅と竹の馬。仲が良い幼なじみのことを指す言葉。

望梅止渴:のどが乾いた時は遠くの梅を眺めること。願いを叶えられない時は妄想するしかない。という状況を比喩する言葉。

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(2)溜溜梅について

溜溜梅は「溜溜果园集团股份有限公司(リューリューグォーユェン社)」の梅お菓子のブランドです。2005年に青梅の販売をスタートし、現在14種類の梅のお菓子が販売されています。健康でおいしい梅を消費者に届けることを目指していて、溜溜梅は、商品100gあたりの天然有機酸の割合を約1〜2%、食物繊維の割合を約16〜30%にしています。商品のバリエーションが豊富で、健康かつ美味しい溜溜梅は中国人に大変好まれていて、「梅干しなら溜溜梅」と言われるほど、知名度が高いブランドです。

また、2020年4月に実施された「李佳琦(オースティン)」「杨幂(ヤンミー)」のコラボライブコマースの際に、「溜溜梅」はお菓子ジャンルの中で一番売れ、15分間で1,000万元(日本円約1億5,000万円)を記録しました。4月はちょうど青梅の旬の時期であり、ライブコマースをした際は「溜溜梅加量全家桶(溜溜梅増量セット)」等の特別商品も販売されていたため、このような良い実績が記録出来たのではないかと私個人は思いました。

以上、梅のお菓子をメイン商品として販売している中国で有名な食品ブランド「溜溜梅」のご紹介でした。梅は天然有機酸が含まれているため、免疫力を高めることが出来ます。今のような時期に良さそうなお菓子ですね!気になることがありましたら、ぜひ橋本までご連絡ください。

メール:hashimoto@enjoy-japan.jp

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