日本でも報道されているチベット族の美少年「丁真」についてご紹介します

皆さんこんにちは。エンジョイジャパンの橋本です。最近、中国でチベット族の少年「丁真（ディンジェン）」が、中国のSNS動画を通じて、爆発的に人気が広がり、彼の出身地に観光客が押し寄せる、という出来事がありました。本日は、この丁真についてご紹介したいと思います。

丁真は2000年生まれ、四川省の甘孜チベット族自治州で暮らす「藏族（チベット族）」の少年です。にっこりと微笑む彼の動画は今年の11月に中国のSNSに投稿され、一気に人気に火がつきました。「颜值（顔面偏差値）」がネット上でとても注目されている現在、彼が人気になった理由は明確で、男らしさと可愛さを併せ持っているからです。肌が小麦色で、馬術に優れている彼はとてもかっこよく、その反面、にっこりと笑う笑顔が可愛いところが、女性の心を鷲掴みにしているようです。日本のTwitterでは、彼のことを佐藤勝利さんに似ているという声も上がっています。

また、チベット族である彼は、普段の生活では方言を使っているため「普通话（標準語）」を使って話すのが苦手です。さらに、小さい頃から家の農業を手伝っていたこともあり、都心部に住む同年代の若者と異なり、これまで勉強する環境にいなかったため、漢字を書くのも苦手のようです。そんな彼を「純粋で可愛い彼を助けてあげたい！」と思うのは、私だけではないはずです（笑）

彼が住む甘孜チベット族自治州は、標高が平均4200メートルで、中国政府が積極的に貧困支援をする地区です。今回、SNSを通じてネット上で人気になったことで、彼は「旅游大使（観光大使）」に選ばれ、甘孜チベット族自治州への航空便の利用者数が2割増えるという結果になりました。

これまで、ネット上で人気になった一般人は、様々なプロモーションやライブコマース等、KOLとして活動をしていくようになることが多かったですが、丁真に関しては、「彼の純粋さを壊さないで！」、「地元で楽しく暮らしてて欲しい！」という声がネット上で多数上がっています。

その結果、彼は現在地元の会社に入社し、普段は動画撮影や旅行ガイドの仕事をしています。そして、地元の観光局は《丁真的世界（丁真の世界）》という彼が主役のプロモーションビデオを制作し、11月25日に放送されました。地元観光局もこれを機に、観光客をさらに呼び込もうとしているようです。今後、彼がどのような道に進んでいくのか、私も個人的に追っていきたいと思います。

以上、日本でも報道されているチベット族の美少年「丁真」のご紹介でした。気になることがありましたら、ぜひ橋本までご連絡ください。

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