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中国で話題になった、日本のIPとのコラボ商品をご紹介!

皆さんこんにちは。エンジョイジャパンの橋本です。近年、中国で化粧品ブランドが急成長を遂げている中、業界競争も激しくなってきています。数多くの化粧品ブランドはIPコラボというプロモーションを実施し、消費者の心を掴もうとしています。中国の消費者たち(特に女性)は、IPコラボ商品に目がないため、「化粧品+IP」は今、中国の女性消費者を獲得するのに最も「アツイ」プロモーション手法になっています。本日は、各国の化粧品ブランドが中国で実施したIPコラボの事例をご紹介したいと思います。

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(1)化粧品ブランド:植村秀(ShuUemura)×ポケモンセンター

植村秀(ShuUemura)はロレアル傘下にある日本のコスメブランドです。ShuUemuraは、日本人になじみが深い「ポケモンセンター」との期間限定コラボ商品を発売しました。コラボ商品のパッケージは、「ピカチュウ」がメインキャラクターとなっていて、アイシャドウパレット、口紅、眉ペン、ビューラー等のコスメアイテムが一通りタイアップしています。ただ、キャラクタータイアップはあくまで「手に取るきっかけづくり」で、アイシャドウと口紅の色合いが商品としての高い評価を得ています。

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(2)化粧品ブランド:Colourpop×セーラームーン

Colourpopはアメリカのコスメブランドです。値段が安く、商品の品質が優れているため、中国の消費者にはとても好かれています。Colourpopは、女性なら誰もが馴染みのあるアニメ「セーラームーン」とのコラボ商品を発売しました。アイシャドウパレット、チーク、ハイライト、グロス等コスメアイテムがコラボしています。女性にとって、この可愛いパッケージは、見ただけで買わずにはいられなくなってしまいますよね。ただし、このシリーズはまだ中国国内で購入ルートがなくアメリカでしか買えないため、ブランドの公式HPから注文するか、もしくはアメリカに住む中国人バイヤーに頼むしかないようです。

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(3)化粧品ブランド:玛丽黛佳(MARIE DALGAR)×ちびまる子ちゃん

玛丽黛佳は中国の化粧品ブランドで、数多くの商品の中で最も得意とするのが「マスカラ」です。玛丽黛佳のマスカラは、まつ毛の長さを300%まで伸ばすことができ、カールも45度までに上げられるという今までにないメイク効果をうたっています。そのため、多くの中国人女性に好まれていますが、そんな中、玛丽黛佳がIPコラボに選んだのは、日本人に親しみのある「ちびまる子ちゃん」です。このシリーズは、「女性用のリキッドファンデーション」と「男友霜(男性用の乳液)」がコラボしています。「男友霜」は「彼氏用の乳液」という意味で、パッケージは「花輪くん」が起用されています。花輪くんの様に、彼氏がお金持ちで優しい男性になるように、プレゼントする女性がたくさんいたとか、いなかったとか(笑)

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(4)化粧品ブランド:Romand×赤毛のアン

Romandも韓国発祥の化粧品ブランドです。値段が安く、色合いが若い女性向けのため、中国でヒットしています。Romandは、映画「赤毛のアン」と期間限定のコラボ商品を発売しました。このシリーズは、グロス、リキッドファンデーション、チーク、アイシャドウ等がコラボしています。「赤毛のアン」は一昔前のアニメ映画のため、今回のコラボ商品の色合いもややビンテージ風になっています。最近、レトロ感のあるファッションやメイクが流行っているので、このコラボはまさに今時って感じですね(笑)。

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(5)化粧品ブランド:Holika Holika×不二家のペコちゃん

Holika Holikaも韓国発祥の新しい化粧品ブランドです。Holika Holikaは、日本の食品メーカー「不二家のペコちゃん」とのコラボ商品を発売しました。このシリーズのコラボ商品は全て「お菓子袋」の中に入れられていて、本当に「お菓子」を買ったような気分を味わせてくれます。特に「可愛い」という声が上がったのは、ファンデーションが牛乳パックの中にあることです。これは衝動買いしそうなIPコラボですね。

以上、各国の化粧品ブランドが中国で実施したIPコラボの事例でした。キャラクターとのIPコラボは女性に好まれるので、特に期間限定だと「すぐに買わないと」という気持ちにさせることができるため、売上にも繋がります。気になることがありましたら、ぜひ橋本までご連絡ください。

メール:hashimoto@enjoy-japan.jp

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