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「4か月&独学」で財務諸表論に合格した新卒2年目社会人


こんにちは。あおです。

この度、第73回の財務諸表論に合格することができたので合格体験記を書こうと思います。

既に財務諸表論に関する記事は2つほど書いておりますので、ぜひこちらもご覧ください!






勉強期間・時間


4月~8月初旬の約4か月です。
スタディサプリで記録していた時間は以下の通りです・

4月:13時間
5月:88時間
6月:118時間
7月:132時間
8月:26時間

合計377時間でした。
(※X(Twitter)では450時間といっていましたが盛っていました・・・)

ちなみに年明け1月くらいからスタディングの簿財コースに課金して動画は見ていましたが、たぶん10時間くらいしか視聴していません・・・

スタディングで合格された方の記事もnoteにあるので探してみてください!


使用した教材


■(市販)TAC 重要会計基準

最低限の理論暗記をする際に使っていました。
重要度★★★の「会計原則」と「注解」のみ周回していました。



■(市販)TAC 理論問題集 基礎編

重要会計基準がある程度覚えられてきたなと思ったタイミングで使い始めました。
実際に問題を解いたわけではなく、1問1答形式で解答をひたすら音読していました。
試験本番までに全部覚えることはできず、うろ覚えの状態で挑んでしまいましたが、おそらくこの教材のおかげで理論の記述でも部分点がもらえたと思っています。



■(市販)TAC 総合計算問題集 基礎

総合計算と書かれていますが、僕は個別問題のように解いていました。
1題を時間を測って解くのではなく、同じ分野(例えば「現金」)に絞って一気に解くことでパターンを覚えることを意識していました。



■(市販)TAC 総合計算問題集 応用

こちらも基礎と同様に1題を通しで解くのではなく、分野ごとにまとめて解いていました。
財表の計算の土台はTACの総合計算問題集2冊で固めることができたと思っています。



■(市販)大原 総合計算問題集 応用編

こちらは直前期に通しで時間を測って解いていました。
ちなみにTACよりも難易度がかなり高めなので初見では点数が取れなくても気にしなくていいと思います。



■TAC 直前対策講座の答練

4月末ごろに5万円で申し込めるやつです。
簿記論と同様に財表でも申し込みましたが、ぶっちゃけ答練だけメルカリで買うのでも十分だった気がします。

■【重要】メルカリで買った過去の答練

詳しくは作戦のところで書きますが、メルカリでTACの過去の答練を購入して直前期は1日1題解いていました。
TACの21・22年の答練を購入したのですが、安ければ1万円ちょっとで手に入ります。
(普通に直前対策講座に申し込むと5万円ですし、そもそも過去の答練は非売品です)




作戦

計算重視の勉強


僕が短期合格できた一番の要因は計算問題に特化して勉強したからだと思っています。

第72回の財表は理論問題の難易度がとてつもなく高かったです。
正直テキストしっかり理解してもこんなのとれるのか?といった感じでした。
実際、昨年度の合格者は理論は10/50点くらいで計算で40点くらいとって受かったという人が多かったようなので、僕も計算重視で勉強をしていました。

ちなみに僕の今年の点数配分も似たようなもので、理論が10点ちょっと、計算が44点でした。


最低限の理論暗記


計算重視といってもさすがにまったく理論を勉強しないわけにはいかないので、最低限は勉強しました。

【最低限やったこと2つ】
・重要会計基準の★★★の会計基準と注解の穴埋め部分の暗記
・「理論問題集 基礎編」の解答を暗記


本当に最小限の勉強でしたが過去問を分析したときにこの2つだけやっておけば10点ちょっとは確実に取れると思っていました。

重要会計基準が約40時間、理論問題集が約70時間で理論に費やした時間は合計で約110時間です。


とにかく答練を解きまくる


計算重視の勉強法だったのでとにかくできるだけ多くの問題に触れたいと考えていました。
そこでメルカリに出品されている過去の答練を購入しました。

21・22年度の答練を買って20回分の問題を追加で解くことができました。
また、大原の23年度の答練みたいなものを5回分くらい購入していました。

答練を解いた際は、「この問題苦手だな」と思うところには付箋を貼って、その付箋に分野を書いていました。(例えば「スワップ取引」みたいな感じ)

そうすることで苦手分野をまとめて解きたいときに答練の付箋を使ってさかのぼることで効率よく復習できました。

また、計算の感覚を鈍らせたくなかったので試験直前1か月は必ず1日1題は計算問題を時間を測って解いていました。
これのおかげで当日もそこまで焦らずに解けたと思っていますし、ケアレスミスもなく済んだと思っています。


オリジナルテクニック集を作成する


簿記論の時には市販の問題集で「個別問題の解き方」というのがあって、それがテクニック集のようなものでした。
そのため自作する必要はなかったのですが、財表の場合は「計算問題の解き方」というのしかありません。

こちらも良書ではあるのですが、そこまでテクニックは書かれていませんでした。

そこで様々な問題を解く中で自分で編み出したテクニックであったり、各参考書にちりばめられていた計算方法を1冊のノートにしてまとめていました。

今回僕が短期合格できたのは間違いなくこのテクニック集のおかげだと思っています。

皆さんもぜひ作ってみてください・・・


と言いたいところですが、正直作るの面倒ですよね?


ちなみに僕もテクニック集を作成するのに合計で10時間以上はかかっていると思います。(都度書いているので正確な時間はわかりませんが)


そこで今回、2つの記事に分けてnoteにまとめました!
僕の作ったテクニック集の最大の特徴は、そのテクニックを使った問題がセットで書かれていることです!

詳しくは以下のリンクから内容をご覧ください!



以上、ご覧いただきありがとうございました!


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