【就職希望者の方】リーダーメッセージ

暮らしにリノベーションを

私は、理学療法士というリハビリの資格を取得し介護施設や病院で働き、高齢者の方々と接する機会が多くありました。リハビリをすれば人の身体は改善していく・・・そんな幻想をもって働き始めました。
しかし、すべての人が元の状態まで改善することはありません。
その時、初めて僕はなんのために仕事をしているのだろうかと悩みました。悩んだ結果、、、身体が完全に元通りにならなかったとしても人の暮らしはよくできる可能性があるということに気づきました。

つまり、人の身体だけではなく、その人の取り巻く環境を変えていくことです。環境において、最も大切なことは「人との関係性」だと信じています。

これまで、たくさんの高齢者の方々と接してきて感じたのが、生きがいは自分ひとりだけの世界では作られないということです。

高齢者の方々が笑顔になっている瞬間の横には誰かがいます。他者との時間・空間・作業を共有することで初めて自分の生きる意味(役割)を感じるのではないでしょうか。
どのような状態にあったとしてもその人の可能性を諦めずより良い暮らしを一緒に見つけていく。

それが暮らしのリノベーションです。人との関係性を紡ぎだすために介護領域以外の取り組みも実践していきます。

暮らしにリノベーションを"ともに"起こしていきましょう!


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