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読書の秋

最近雨が多くて、なんだかアンニュイな感じ。。。

今日はいつもの株式の記録の話ではなく、
新聞の広告欄で目に留まり、気になった小説「不審者」(著:伊岡瞬さん)がめっちゃオモローだったので、読書の秋にちなんで、その感想を話させてください!

ネタバレしないように、小説の内容には触れないように注意して記載します。

私的に面白い小説って最初の2〜3ページの時点ですでに引き込まれちゃうんですけど、この「不審者」もそう!気づいたらズブズブに小説の世界に浸ってました。

タイトル「不審者」のとおり、序盤から不穏な空気が流れててハラハラドキドキ!
物語が進行するにつれてどの登場人物も不審者っぽく思えてくるし、
人物の描写もだんだんスピード感が増してきます。

「どうなるの!どうなるの!」と先が気になりすぎた私は、通勤電車から降りた後も歩きスマホならぬ歩き金次郎で読み進めてしまうほど!ドツボなサスペンスミステリー小説でした。

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サスペンスミステリーというと、なんとなくドロッとしてて読み終えた後もどんよりしそうな気がして普段は避けがちなのですが、雨がちらつく11月のアンニュイな私の気分ともマッチ、読み終えた後はアンニュイな気持ちもぶっ飛ぶ後味スッキリの小説でした。

良い意味で読者を裏切らないというか、良い意味で読者を裏切ってくれるんです!
(どっちかーい)

小説の最後は、最近のニュースでも目にするような日本の犯罪や罪を犯した人々の心の内面を垣間見れたような気持ちにもなりました。
人の思考、気持ちとか想いを汲み取ることってめちゃくちゃ難しいです。「何を考えてるのかな」と思いを巡らせ相手のことを考えて、まずは身近にいる家族と話をしたいと思いました。

この一冊で一気に井岡瞬さんのファンになってしまいました。

不審者のPVがまたそそれられるんです!

そのうち「悪寒」も読んでみようかと思います!



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