泣かないと決めたから、泣かなかった。

今日で２年１０ヶ月お世話になった職場を
退職することが年末には決まっていました。
３ヶ月前からカウントダウンが自分の中ではじまり、
日々が急に当たり前じゃなくなって、
とうとう今日がきてしまった。





春夏秋冬も毎年決まって訪れて
こんな機会でもなければ、きっと
気がつかなかったのだろうとも思いました。
大切にしているつもりで
できていなんじゃないかな。
とも感じたりしました。
それは自分の中にある話かもしれないし
誰かとの関係かもしれなくて
大人になってからの春夏秋冬を
通過儀礼を、少しだけ疑ってかかるような
そんな３ヶ月でした。



ありきたりなフレーズだと
「今を大切にできなければ
未来を大切にしていることにならない」
って言葉が３周くらい回って
しっくりくるような気がしています。

＋
素直になれなくて自ら進んで
辛い方向に行ってたんだろうな。とか、
我慢すること、耐えることを
どこかで美しいと勘違いしていたんだろうな。
（自分の信念を貫くための我慢は多分○）と
大人のふりをしている子供みたいな
そんなまま、三十路をすぎるまで
生きてきてしまったのか。
とも考えざるを得ない。と思っていたけれど、
この３ヶ月で、生まれて初めて
自分で自分の人生を選択して、
生きている気がしています。




好きなものは好きで、嫌いなものは嫌い。
シンプルは１番。とか、本当に
どこでも耳にするようなフレーズが
ぴたりと当てはまる。

＋
私は、この2年と１０ヶ月の間
何が出来たんだろう。

それは私にはわからないことらしい。

でも私は、この２年１０ヶ月で人生の基盤を
見つけることができたと思います。

追伸：
地域おこし協力隊について、
描きたいことは山のようにあるけれど、
今日はそんな外側の話じゃなくて
内側の話をかきたかったので、
その件については追って書き殴ります。