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リハビリを始めよう。多分解決できるのは私だけ。

人生の9割5分を占めていたようなもの。を吐き出してみた。


気分が悪いなら、一回全部吐いちゃえばいい。何度も何度も吐きそうになりながら後生大事にのみ込み続けていても、その間ずっと気分が悪いのならそれってどうなのよ。と、見て見ぬ振りを繰り返し続けたそれを、やめた。

感情の在処だったその場所は、一瞬で風通しが良くなった押し入れみたいになって、残念だけれどカビ臭さが蔓延っている残念な場所に成り果てた。気分が悪かったそもそもの原因そのものが浮き彫りになった気がする。
できれば今は、直視したくない。


それから馬鹿みたいに何もなくなってしまったその元感情の在処に、カビを隠すように無理矢理まだ腐っていない感情を放り込もうとする自分がいることに、寒気と悪寒と苛立ちが募る。その愚かな行為がカビの被害を増殖するだけのものだということはもう、十分に解っているだろうに、空っぽの押し入れが落ち着かないせいなのか。そうじゃないのか、なんなのか知らないけれど、また、残念の原型が浮き彫りになった気がする。





直視できないわけではない。兎に角逃げ回りたい。というところまでは落ちていないことを少しだけ評価してあげよう。少なくとも前回よりも改善傾向にはあるようだ。



よくもそこまでカビを育てたものだ。と逆に褒めてつかわそう。どこかの世界に在った浄化作用のあるカビであることを願いたいものだ。笑
「スリープして」と言えば電源を落としてくれるパソコンみたいに私の感情は賢くない。「リセット」といえば簡単になかったことになるほど、世界も甘くはない。


カビの原因から解いていく必要があるのだろう。基本的に原因は外側にないことの方が多いと私は知っているし、もし、私が今の私みたいなどしようもない状態のヒトに出会ったらきっとこんな言葉を口にする。

さて、始めようか。





ここからは私が私のために文章を書く。

「それ、チャンスだよ!」
「吐き出せるとこまでが大変なんだから、よくがんばったね。」
「そのカビ、なくなったらどんな自分になってると思う?想像してみて?」
「吐き出したものもきっと全部が全部悪いものじゃなかったと思うから、一緒にありがとうって感謝しようよ。その時間も想いも、間違いなく貴女を創ったものなんだから」
「今から眠って、明日の朝起きたらなんかちょっと変わってる気がしない?どう?わくわくしてきたでしょ?」
「習慣と感情は違うってまず感じてみない?ずるっと引きづられるんじゃなくて、知ってるような、前に在ったような感情に出会ったら、この感情は習慣かな?感情かな?って俯瞰で捉えてみて?きっと答えは貴女が知ってるから」



もしもまた、何か吐きそうになったり、お腹が空いてるのに食べたくなかったらしたら、もう一度この文章を読んでみてね?

それから、最初から、上手く全部できるなんて思わないでね?相手は習慣なんだから、元に戻そうとしてくるに決まってるし、変えようとする想いより、習慣を維持しようとする力の方が、圧倒的に強いんだから。だから、少し気分が優れなくなったりしたら、感情の習慣さんは通常業務を開始したのね!くらいで大丈夫だからね。それが人間の当たり前なんだから。
大事なのはそこでずるっと流されないこと。もう一度挑戦するためにこの文章を読み返すの。しんどくてもね。約束だよ。

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