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自分の棚卸し 2023 元旦ver.

教育を変えたいと思った軌跡

高校を卒業し、1年間の浪人生活の秋頃のことだった。
予備校に通いながら、ふと思ったことがあった。
「なぜ塾があるのか」
その答えは単純で、「学校の中で教育が完結していないからだ」という結論を出した。これが最初の動機だった。
教育が完結するとはどういうことなのか。をまずは考え始めた。

それからしばらく時間が経ち、大学では2つの教育企業のインターンに携わっていた。自分だけの世界観で世の中をみていた私にとって、外の世界は多くの刺激をくれた。当初描いていた、学校の中で完結するという考えはなくなり、「学校も塾もあっていいんだ、それぞれがそれぞれの居場所になっているのだから」という考えに変わっていった。

大学2年生の秋学期、デザインを学びにキャンパスを移動したことがあった。観光とデザインという授業では、仮想の街を作るという非常に楽しい授業があった。周囲を山に囲まれた町だが、農業と工業を組み合わせた技術の発達が著しく、ビルの中で育てられる環境が整っていたことにより、自然環境に左右されることなく安定して食料を作ることができる。関連した企業や環境情報大学という教育機関がある。学んだことが地域に還元され、利益となり、地域の活性化につながる。これが理想的な状態ではないかと思い描いたのである。

教育は学校だけの役割ではないのだ。周辺環境が与える影響も重要になっている。「街全体で学びに取り組み、それが地域創生となり、発展し、住民が幸せになる
この循環サイクルをこの手で作りたい。それが本当にやりたい姿だ。

幸せの要素分解

幸せ、という言葉にはいくつもの要素が詰まっている。
愛情、熱意、楽しい、面白い、親しい、支える、感動などがある。

私がエンターテインメントやゲーム業界に強く興味を持っているのは、人をある世界観に没入させ熱中させる仕組みを、クリエイター側に回ることで学び、そして自らも生み出すことができるようになりたいからなのだと思う。それは心理学や行動経済学のような学術的要素もあるかもしれないが、似たような痛みを知っているからこそ生み出せるものもあるはずである。だから、エンタメは中間地点なのだ。全ては、地方創生 = コミュニティづくりにつながっていく。

人生で成し遂げたいミッション

・多くの人が、出会うことによって起きる化学変化の潤滑油になること
・多くの人が、何かを始めるときの最初の一歩のハードルを下げること
・多くの人が、飛び越えたハードルの向こう側で楽しく続けられること

まとめ

・まちづくりに携わることで、学びに街全体で取り組み、そして地域に還元され、地域活性され、幸せになる人々を増やすのが真にやりたいこと
・↑には人生で成し遂げたいミッションが全て詰まっている
・いかに楽しんでもらえるか、を企画し、制作を進行し、多くのお客様に体験を届けるという経験は1つの通過点

年明け早々、まじめに気持ちの整理をしましたが、いい棚卸になりました。自分がやりたいことの解像度を上げるときは、why so?(なぜそう思うの?)と自問自答するのがおすすめです。


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