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地域に移住した人のタイプと移住者の可能性について

どうも元リクで地元金沢にUターンし、楽しく生きてるはしけんです

私は金沢よそもん会という、県外に出たり、県外出身者など、金沢を一度離れたよそ者が中心で集まり、石川県や金沢を通した繋がりを創るイベントを企画をしています


その中で移住された人や移住を考えている人とお話する機会が多く、お話ししてる中で感じたことを書きたいと思います

地方移住者の移住理由4タイプ

背景別に主に移住者は4タイプに分かれます


①仕事の転勤移住者
仕事の配属先が地方になり、会社の都合で移住をした人たちです自分自身もくることを予想していないケースが多くその土地への事前情報が少ないので、色々と探し回り行動する傾向がある
会社規模にもよるが、比較的支店の人数も少ないので、会社のコミュニティーも狭く、人間関係がそこから広がらない事に悩む傾向がある

②家庭の事情移住者
両親の介護、パートナーのUターンや転勤など家族や身内の事情で移住してくる人たち
家庭や家族があり安心するが、家庭の事情を優先する上で友人が創りにくく孤独に陥りやすい傾向がある

③自己実現移住者
地方で起業やお店を開店したり、趣味を中心に過ごしたりなど、地方の土地でやりたいことを実現するためにくる人たち
一方で、地域の人たちとの繋がり、何かして行きたいと思った時に、きっかけが持てないことがあり、人間関係が広がらない事に悩むことがある

④地元好き移住
地元が好きで、地元の友達や家族と一緒に過ごしたい、地元愛で地域貢献したい人と思いを持って帰ってくる人たち
地元に戻ってきたものの、周りの環境も変化していて、退屈を感じることがある


私自身は地元金沢が好きという思いが原点で都会の大手企業を辞めて、戻ってきたのでベースは④です
そんな中、地方都市金沢だからできる可能性を体験し、発信したい思いがあり、起業などのやりたいことを実現したいことから、③よりの④かな〜と自身では思ってます

混合する思いはあれど、タイプは4パターンに大きく分かれます

移住への不安

移住者の人たちや移住を考えている人たちと話す中でやはり不安はつきものです

その中でも一番多い悩みが
周囲に頼れる人が少ない、またはいない不安
友達や仲間がいない
どんなコミュニティに入ればいいかわからない
会う人がいないから時間を持て余してしまう
自分の思いをわかってくれる人がいない
子供がいるけど家族で繋がれる関係を作れるか不安

その他にも、仕事関係の悩みや居住の悩みがありますが
多くは情報がなく、情報を取りに行こうにも分からないことが多く
結果、相談できる人が意外と少ない事に悩まれることが多いです

今や何か情報を掴む時にネットの情報をみますが、「地方の有力情報はネットでは見つからない」ことが多いです

やはり一次情報に触れるには、現地の人に会い、話を聞くのが1番良いと思います
そうなると知り合いや友達で何かあった時に頼りになる相談相手がいないことが悩みや不安を強くする事になります

移住者同士繋がりと移住者の可能性


だからこそ移住者同士が集まり、今住んでる街を移住者がリスペクトしつつ、情報を収集する場が大事だと思います。

地方に流れてる現地の人が知る一次情報と移住者の間にはどうしてもギャップがあり、それらを解消するには、理解者が必要です

例えば、先輩移住者が新しくきた移住者に人やお店を紹介したり
街でやってるイベントを教えたりする事で、繋がりがどんどん生まれてくるでしょう

また、移住をしてきた人、しようと考えている人には地域を変えるエネルギーをとても感じます

それは

①意思決定をしてきたからこそのエネルギー

②多様な価値観を持っていること

この2つがあることが、この地域で何かして生きていきたいと思うモチベーションを生みだして、行動に繋げている人が多くいます
家族や仕事の事情であれ、自分の思いであれ、移住者は意思決定をして新しい環境に来ています
そして、良くも悪くも以前住んでいた所と地域にきてからのギャップを身をもって体験し、生きています

この2つの観点を移住者の人は持っていて、
悩みや課題や魅力に感じてることは地域の取り組むべき問題や資産となるものです

そしてこれらが集合し、地域に理解されることで、
新しいアイデアを創造し、生み出す力になります

まとめ


地方の変化には移住者同士が繋がりを持って、悩みや課題をシェアして、街に反映していくことが地域へのイノベーションのきっかけになります

各地域それを理解し、UIターン支援を募りますが、入口を整えるものだけになり、一過性に止まっているものが多いのではないかと疑問を感じます

街を好きになり、そこに同志の仲間がいて、何かを一緒に進めていくそのような流れを地域全体で作っていく必要が地域社会には今必要であり、そこに向けて私も取り組んでいきたいと思います

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