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シングルファーザー家庭で育った私が離婚した経験を持つ子育て中のパパママへ

私は中学生の頃から父と2人暮らしだった。

その頃の暮らしぶりの話はまた後ほど書くとして。

当時はシングルファーザーの父と娘という家庭は田舎だったせいもあるが珍しかった。

熟年離婚って言葉が出始めた2000年代前半くらいだと思う

バイト先や親戚、友達にも可哀想だね、大変だね、不幸だね。

と言われたが、それはいかにも自分がそんな哀愁たっぷりで親の離婚話をしていたからかもしれないなぁ

まぁ大変には大変だったけれど、強がりとかじゃなく本当に不幸だとは感じなかった。






今、離婚率が上がってきて、大人になって、やっぱり改めて思うのは、子供にとって親が離婚したというのは不幸なんかじゃないって事


私の母親は父の事を
「父親としても最低な人だよ、」という愚痴を私は聞くたびに、父親としての評価は娘である私以外はしてはいけない。と嫌な気持ちになり、いつも喧嘩で父が亡き今も母との溝は埋まっていない。


確かに父は褒められた人ではない。


だけど、いいのだ。これが私の父なんだと受け入れられるし、大事にされていたと感じている。(亡き今だからそう思う。。当時は、また別の感情)


別れた奥さんや旦那さんの事を、親として悪いとか、未熟だとか、最低だとか、子供に示さない方がいい気がする。子供にとってどう映るかは別だし、仮に最低だったとしても、これが自分の親なんだと受け入れられるように強くなるしかない。




それと離婚した事によって子供から父親を奪ってしまったとか、母親と別れてしまった寂しさを与えてしまったと自分を責める事はしないで欲しい。


両親仲良くして欲しい、というのはあくまで子供自身が抱える自分の希望であって、自分の希望は、人に求めてはいけないと思うんです。



(両親揃っているのが本当に当たり前なの?)



両親はあくまで夫婦であって、夫婦の関係は夫婦の事であり、他人が入ってくる余地はない。


いくら子供でも。


お母さん、僕は寂しいから働かないで、いつも家にいて「おかえり」って言って欲しい。

お父さん、寝る前には一緒に絵本を読んで欲しい。


そりゃ親なら誰だってそうしてあげたい。
でも働いていたら?
夫婦で喧嘩ばかりだったら?


子供自身も、これが自分の親なのだ、と受け入れる力を身につけなくてはならないし、自分自身で超えなくてはならない。


だから、だから何が書きたいかと言うと

親として最低だから自分はダメなんだとか、結婚に失敗した自分は子供にとって酷い親なんだとか、決してそんな風に思って欲しくはない。


あなた自身の親としての評価はあなたがするんじゃない、子供自身がするんです。



今日のまとめ
周りの離婚経験をもつ人達のブログや話を聞いたりすると、、まぁ自分を責める人が多いこと多いこと!
そんな人達の離婚経験で自分を責めている姿を見ると、やっぱり私は両親が離婚して不幸な子供だったのかなと錯覚する。
離婚を選択して自分を責め、子供に申し訳ない気持ちを抱くという事は、離婚してしまった両親をもつ子供が可哀想という事にも繋がり兼ねない気がする。


どうか胸を張って!!!自分を責めるなよ!!!






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