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【鋼の錬金術師】絶対的な王たるキング・ブラッドレイの名言集!

おはようございます。

橋岡克仁です。


今日は、悪役の名言シリーズとしてピックアップしてきたのが漫画「鋼の錬金術師」よりキング・ブラッドレイ大総統である。

ブラッドレイの正体は人間でなく、ホムンクルスと呼ばれる人造人間である。

ただ他のホムンクルスとの違いは、生きた人間に賢者の石と呼ばれる神の物質を入れてできた人造人間である。

そのため、歳をとってしまう人間臭い部分を残したホムンクルスだ。

左眼に最強の目を宿しており、どんな攻撃もその眼で見抜いてしまう強さを持っている。

剣術も王族として育てられているのと、実戦を戦争でたくさん経験しているので年齢関係なく、作中でも最強キャラの一人である。

数々の功績もあり、44歳の若さで軍の最高責任者となり、政治でも一番影響を持つ位置に君臨した。

ほぼ独裁政権を築き上げたと言っても過言ではない。

だからこそ、武術だけでなく、メンタルも強い。

そんなブラッドレイの名言を見ていこう。

ブラッドレイ大総統の自信とプライドの塊を表した名言集

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早速、名言を見ていこう。

この場面はブラッドレイに反旗を翻し、大総統がいない間に城を占拠した。

ブラッドレイも本当は列車から谷底に落とす予定であったが、失敗し、歩いて城まで戻ってきた時の台詞である。

正面だ。私の城に入るのに裏口から入らねばならぬ理由があるのかね?
引用:「鋼の錬金術師」キング・ブラッドレイ

わざわざ城を制圧した相手に向けて電話し、生存している旨とこれから向かうことを伝えている。

しかも、一番厳重にされている真正面から向かうと伝えているところから、絶対の自信が伺える。

ブラッドレイは遠距離でも使える銃火器は使わない。

己の身一つと何本かのサーベルを従えて戦闘をするスタイルである。

本当に真正面から向かい、目にも止まらぬ速さで相手をなぎ倒す姿は旋律を覚えた。

強者だからこそ、使える台詞だと感じたのでピックアップした。

次の台詞に行こう。

神だと?
さて不思議なこの状況でいまだ私に神の鉄槌は下らないではないか。
イシュバール人が滅びようとしている今になっても神は現れん。
いつどこに神は現れ貴様らを救うのかね?
そもそも神とはなんだ?
弱き人間が寄辺が欲しくて創り出した偶像ではないのか?
偶像がこのキング・ブラッドレイを倒すか?
滑稽な。
引用:「鋼の錬金術師」キング・ブラッドレイ

ブラッドレイは神様を信じておらず、神様は本当に現れるのかと問うている台詞である。

神様が自分を倒してくれると思うのが、愚の骨頂だと話している。

現実から目を背けて、神頼みをしたくなることがある。

だが、その事象が起きたことには原因があり、なるべくしてなっている。

どんな状況でも神とかの偶像ではなく、現実をしっかり見ることが大事だと感じられた。

この状況では、しっかり自分の状況を弁えて、楽観視をするのではなく、絶望しろと安易にブラッドレイが言っている。

神と自分を対立させている感じが自分を大物であることを示唆し、一気に背筋が凍るような台詞だと感じた。

最後の名言である。

愛だの悲しみだのと下らぬ言葉を垂れ流すな小娘。
なめるなよ。
あれは私が選んだ女だ。
私とあれの間に余計な遺言など要らぬ。
王たる者の伴侶とはそういうものだ。
引用:「鋼の錬金術師」キング・ブラッドレイ

ブラッドレイが倒された時、家族に最後の遺言がないかと聞かれ、答えた台詞である。

妻との信頼と、自分が今までしてきた妻への関係が良くわかり、通じ合っているのだろうと感じた。

ブラッドレイは、初めから色々なものを揃えられていた。

環境や仮の親、仮の子どもなど、全て与えられたものだった。

しかし、一つだけ自分で選んだものがあり、それが妻である。

色々な残酷で冷徹なことをしてきたブラッドレイも、妻を愛していたのだと感じる場面であり、人間臭さを感じた。

ブラッドレイ本人が思うよりも、人間らしくなっていると思う。

そして、ブラッドレイらしいのが絶対的な妻への自信である。

自分が選んだ妻だからこそ絶対の信頼があり、今まで紡いできたものがあるのだろうと思った。

最後まで敵ではあったが、自信を持って全てを発言できるブラッドレイに一貫性を感じた。

こんな自信を持って妻を信頼できる夫に僕もなりたいと思える一言であった。

さいごに

ブラッドレイには最後の最後まで絶望を感じさせられた。

人間味も少し感じられることも多く、また強いからこそ信じるものが強いと感じた。

信じるものが強いからこそ、言葉に想いが詰まっている。

僕もこれぐらい想いが伝えられる言葉を発せられる人間になろうと思った。


最後のブラッドレイの名言は聞き方によってはただの惚気じゃんと少し思ってしまった、橋岡克仁でした。

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