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認定こども園・「行事を見直す力」次世代リーダーの育成【ミッケル研修】

東京都内の保育園でミッケル研修の「保育LOVE LOVE」が修了いたしました。
この研修は次世代のリーダーに「行事の見直し力」を身に付けるためのプログラムです。
今回はその事例をご紹介いたします。
福祉系で働く皆様の「気づき」に繋がれば幸いです。

【目次】

1.課題
2.解決策
3.研修内容
4.受講者の修了レポート

1. 課題

事前のチームの課題分析の結果、以下のような課題が浮かび上がりました。

  • 「行事の準備に追われ、保育が作業的になっている」と感じる職員の割合が高い。(72%)

  • 毎年同じ行事を行い、日々の保育との連動性に欠けると感じる声が多い。(66%)

  • 子どもたちの興味や成長に合わせた保育の延長線上に行事を配置したいという声が多い。(82%)

  • 「毎年やっている行事だから」という理由で行事の内容が決まっている。(85%)

  • 考えて行動できる保育士を育成したい。(47%)


2.解決策

これらの課題に対処するために、「保育LOVE LOVE研修」を実施しました。この研修では、行事の見直し方を学び、受講者自身が保育園の行事を改善するアイデアを考えます。次世代のリーダーとして選ばれた4名が2名ずつペアを組み、週2回15分の隙間時間を活用して取り組みました。


3.研修内容

  • 研修期間:約2ヶ月

  • 研修時間の目安:週2回、1回あたり15分の隙間時間を活用

<研修の目次>

  • 子ども主体の保育を深める  P3

  • 保育者主導と子ども主体   P4

  • 遊びの深め方        P5

  • 行事の見直し「七夕」    P6

  • 行事の見直し「遠足」    P7

  • 行事の見直し「運動会」   P8

  • 行事の見直し「作品展」   P9

  • 行事の見直し「節分」    P10

  • 自己チェック        P11~12

  • ふりかえり         P13



4.受講者の修了レポート

Q.この研修を受講する前、あなたが、保育者主導の保育になっていたときはありましたか?覚えていることを書き留めておきましょう。
A.クリスマス会では、プレゼントの準備に追われて、子どもたちの意見を聞く余裕がありませんでした。

Q.この研修を受講する前、あなたが、⼦ども主体の保育を実践していたときはありましたか?覚えていることを書き留めておきましょう。
A.学芸会の劇を作る際には、どんな劇にするか、衣装を何にするか、など、映像にあったような感じで園児と話し合いながら進めることができていたので、子ども主体の劇をうまくサポートできていたと思う。

Q.これから、⽇々の保育の中でやってみたいことをメモしておきましょう。
A. 季節の行事を行う際にも、節分だからこれ、七夕だからこれ、と思い込むことなく、園児がどんなふうに過ごしたいと思っているか、どんなことを期待しているか、それとなくふりむけ、園児の反応を注意深く読み取ってみようと思いました。他の職員とも、意見を交換してみたいです。

Q.この研修を通して、あなたが楽しみになった⾏事はなんですか?また、その理由を書いてください。
A.「遠足」毎年決まった遠足の場所に行っていたが子どもたちと行きたい場所や移動手段を考えるのが楽しそうだから。「作品展」製作保育が苦手で保育者主導の保育に困っていたが、子ども主体の保育なら無理なく進められるかもと思った。

Q.この研修を通して、気づいたことや、ワクワクしたことをお書きください。
A. 季節の行事は、あらかじめやることが決まっているものだと思っていたが、園児と一から考えてもいいのだと気づくことができた。特に運動会が楽しみ。保護者の意見も聞いてみたい。

次世代リーダーの育成は、多くの法人での共通の課題となっています。
私たちは施設経営の課題解決に尽力して参ります。
隙間時間で次世代リーダーが育成できる「ミッケル研修」(保育版、通信制)について詳しくは以下をご覧ください。
https://www.mikkelart.com/ojt-leader-nursing

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