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「こどもの日」「廊下を走るリスク」静岡・保育園【ミッケルアートキッズ版】 

静岡の保育園さんからリクエスト頂きました。
福祉の現場で働く皆様の気づきになれば幸いです。
  

<対象>

 0~2歳  

1. 『こどもの日』のアート

 園付近には、こいのぼりがたくさん掲げられている所があり、そこへお散歩に行く事も多いので、カードを見せながら、こいのぼりを見に行く楽しさを知る。
 「こどもの日」「端午の節句」という行事を知り、家に飾ってあるか、見たことがあるかなど、アートを見せながら、子どもたちに問いかけていく。
 

2. 『廊下を走るリスク』のイラスト

 室内での過ごし方について、走ると「ぶつかる」「痛い」「けがをする」など、室内で走ることは、危険な行為として伝えていく。
 

3. 保育の中でアートやイラストを活用する意義

以下の5つが考えられます。 

(1)視覚的な理解

 3歳児は言葉だけで複雑な概念を理解するのが難しい場合がありますが、視覚的な要素を取り入れることで、内容をより具体的に理解できるようになります。
 廊下を走ってはいけないと言われても、具体的な危険やリスクを理解するのは難しいかもしれませんが、イラストを通じて視覚的なリスクを示すことで、子どもたちはその行動がどのような結果をもたらすかを理解しやすくなります。

(2)記憶の補強

 視覚情報は人間の脳に強い印象を与えます。イラストを通じて視覚的なメッセージを伝えることで、子どもたちの記憶に深く刻み込まれ、言葉だけで伝えるよりも長期的な効果をもたらすことができます。

(3)言語能力の補完

 言葉だけで理解しきれない概念や状況がある場合、イラストは言語能力を補完し、子どもたちが情報をより完全に理解できるようにします。言葉と視覚的な情報を組み合わせることで、より効果的なコミュニケーションが可能となります。

(4)興味を引き付ける

 カラフルで魅力的なイラストは子どもたちの興味を引き付けます。言葉だけの指示よりも、イラストを見て遊ぶことが楽しく、その中に含まれるメッセージを自然に受け入れることができます。

(5)安全意識の向上

 イラストを活用することで、子どもたちは安全に関する理解や意識が向上します。廊下を走ることが危険であることを示すイラストを見ることで、子どもたちは自己保護の意識を高め、安全な行動を取るようになります。
 
福祉の現場で働く皆様の気づきになれば幸いです。
 
ミッケルアートキッズ版の詳細はこちら
https://www.mikkelart.com/kids

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