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夢と金をよんで、思ったこと


キングコング西野亮廣さんの著書「夢と金」を読んで思ったことをつづりたいと思います。

私は、西野亮廣オンラインサロンである「西野亮廣エンタメ研究所」に入って約4年が経とうとしています。

その4年で学んだことが「ぎゅっ」とまとめられているなというのが第一印象でした。

サロンメンバーさんなら耳に胼胝ができるほど聞かされている情報というか、「文化」に近いかもしれない。

そういった内容が目白押しだ。

満を持してと言いますか、西野さんがこの何年かと、もちろんコロナ期も通してお金の問題と向き合い、どうすればこの問題をクリアできるかの実験結果を集大成にした本だと思います。

本、全般の内容を書かれているブログはいろいろ有るので、ここでは個人的に刺さった部分にフォーカスして書きたいと思います。

先ずは「夢と金」というテーマについてだ。

「夢」と「金」が相関関係にあると思い込んでいる日本人がかかっている呪いを解く著書となっている。

知識不足で命を落とす

ここでは、先進国での自殺ランキングトップである日本

その原因は生活困窮にある。

われわれ日本人は、お金がまわらなくなると、自殺を選び、犯罪に手を染めてしまう。

こういった闇の部分は、日本人は蓋をしてしまうし、テレビでも放送されない。

本書では2022年4月23日に起こった知床半島で起こった観光船沈没事故を例に、事故の原因は船長の不注意でもなく、観光船会社社長の判断ミスでもない、資金を作る方法を知らなかった事が事故の原因であると説いている。

詳しくは「本書を読んで頂きたいが、「クラウドファンディング」の存在を叩きすぎた日本人の末路である。

もっと、クラウドファンディングを勉強していれば救えた命があったかもしれない…

#二度と繰り返すな

蛙の子は蛙

よく金持ちの子は金持ちと言われますます。
金持ち家系ではお金に対する考え方が我々凡人とは違うような気がしてた。
勿論、金遣いが激しい金持ちも居るが、少しケチな金持ちが本当に賢く
お金の使い方が上手な人だと思った。
浪費をしない、お金を溶かさない。
消費と投資に全ぶりしている。

親が投資をしていれば、その子は早い時期から知識として投資に触れることができる。
親がギャンブルをしていれば、その子は早い時期からギャンブルに触れることになる。

こういった環境が日本は何十年と伝統的に継承されてきたのではないだろうか。

金持ちしか知らないお金の使い方

この日本において、富裕層とわれわれ貧乏人が交わる場は存在しない。
だから富裕層が何を考えていて、何を好んで、何にお金を使っているかをわれわれは知らない。

同じ国に住んではいるが、島がちう。

富裕層は富裕層で群がり貧乏人は貧乏人と群がるのである。

一生この差は縮まらない。

今から、人口が何万人単位で減少していくこの日本で我々は生きていく。
海外に出て生きていく者もいるだろう。

その時ビジネスするうえでターゲットにしなければいけないのが富裕層である。
そうなると、富裕層が何を求めているか知ることが重要となってくる。

本書では富裕層の生態系と好物についても詳しく書かれていた。

物はいくらでも買える富裕層に対してわれわれは何を売ればいいのか、考える必要がある。


ラグジュアリーとプレミアム

本書ではラグジュアリーとプレミアムの違いにも触れている。
ラグジュアリー→対抗馬がいない 独創的な価値
プレミアム→対抗馬が存在する中での上位

ラグジュアリーは言い値で価格設定ができる。
機能を価値とせず、意味を価値とする商品。
TOYOTAよりフェラーリというわけだ。

ラグジュアリー商品の作り方

方程式があるという
夢(ラグジュアリー商品)=認知度-普及度

フェラーリは有名であり、車を乗る人なら知っている これが認知度

しかし、知っているがフェラーリが走っている、もしくは持っている人はそんなにたくさん見ないし、たくさんいない これが普及度

いつか、仕事成功させてフェラーリやランボルギーニカウンタックに乗ってみたい これが夢である

大事なのは、普及度を上げずに、認知度を上げる事

どれだけの人に商品を知ってもらい、いつかそれを手にしたいと思ってもらえるか。ここがポイント。

#これに乗ってみたいと思わせる

なぜ、富裕層はお金の使い方を公表しないのか


なぜ金持ちは、代々受け継がれ、独自のコミュニティーを創造する

なぜ、周りの人に賢いお金の使い方を伝えないのか?

自分だけ良ければいい?

お金を独り占めしたい?

おいしい話を誰かに分け合うのは嫌だ?

全て違う。

日本人はお金の話を嫌がる。 

お金の話をする人は卑しい人だ。 金ずるだ。

といったように、お金を嫌っている。

しかし、お金に困っている。

この負のサイクル

そういった大勢の日本字を相手にお金の話をするのがめんどくさいのだ。

素直に聞いてくれない、相手にお金の話をするメリットがないからだ。

だから伝染しない。

さいごに

今回の著書を読んで、きれい事並べて夢がかなうなら、皆努力しないし、勉強もしないだろう。

1日でも早く学び 1日でも早くかつ

今日が一番若い日である

お金の問題から目を背けてはならない

私には、守りたい家族や友人がいる

誤った道徳観で子供たちの夢を奪ってはいけないのだ

失われた30年の原因はここにある

勉強してこなかった日本人の末路である

でも、あきらめない。

間に合わないかもしれないが、今日も学び続ける

読み終えたこの本を息子に手渡したいと思う。

だが…ここにも、もう一つのハードル

どうすれば息子はこの本を読んでくれるか

読書好きではない彼に本を読んでもらうためには

どうすればいいか…

また、西野さんが最近「なにやってんだよぉ」

と嘆いておられる姿を見て、だから勉強しろよという事に気付いてほしい

お金は道具であって、お金ではない。

それがお金という価値として扱うから爆死するんだよ。

包丁もコンパスも道具であって、扱いを間違えば凶器になる…人の命を奪いかねない。

だから勉強しようよね…ただそれだけなんじゃないかなと思う。

日本人の大人の勉強時間平均6分。

されが、この日本の形をした老人ホームを作ってしまったのかもしれないね

#煙に覆われたくに


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