科学とはなにか?1 まず科学という言葉がどこから来たか?

野良学者を名乗るからには、「科学」で一席打たないと、と思いまして。
ただ、あんまりいい加減なことも言痛くないですからね。
大まかに参考情報、つまりネタの出どころを言っておきますと、ほぼWikipediaです。
他に私が昔聞いた覚えがある、なんてのは、それを明記する予定です。
さらに、私の考えを述べるところは、出来るだけ神経質になって、その事を書いておく様にします。
それでは早速。

日本語の「科学」という言葉は、結構前からあるようです。(意味は違いますが)

「科学」という言葉は、「科挙之学」という意味で、中国で生まれたようです。
科挙と言うのは、昔の中国の最難関の官僚試験でして。
だから、「科学」のために色々なことを勉強する必要があるわけですね。

そう言う言葉が日本に入ってきた時、まさに「様々な学問」を表す言葉になりました。
そして時が流れ、明治維新でscienceという言葉が入ってきた時に、西周(にし あまね)さんがこれの訳語として「科学」をあてたんですね。
この方、そのほかにも一度にしかも大量入ってきた哲学・科学用語の外国語に対応する日本語を作ったことで有名です。
この方の訳語があってこそ、私たちは高等教育を日本語で受けることができるんですよね。感謝。

確かに、科学という言葉、「色々な学問の総称」としても使われます。
ただ私が思うに、現在はもっと力のある言葉として使われていますね。

パワーワードとしての「科学」

現在日本では、「科学」という言葉は、最も力のあるパワーワードの一つとして使われていると感じます。
しかも、プラスの意味で。
その意味とは、「正確さ」「正しさ」「信頼性」あたりだと思ってます。
なので、「科学的に安全です」と偉い先生が言った何も関わらず、それに疑義を唱えただけで変人扱いを受けますね。
それだけならまだしも、「悪質なデマを流す悪意ある人」の扱いを受けることも。

なぜこのようなことになるのか?果たして科学とは何なのか?

科学がパワーワードであることも。
科学的と言われた事に絶大な信頼を置いてしまうことも。
実は、科学が持つ特質(特徴)に起因しています。
そのあたり、次回以降で掘り下げていきます。

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