趣味で得られる満足感の要素 1。「優越感」「達成感」

前のコラムで「趣味から得られるのは”満足感”で、その要素はいろいろある」ということを述べました。
ここからは、私が見つけた要素を書いていこうと思います。
もちろん、その先にあるのは「私はなぜデジタルゲームをするのか?」なんですが。
今のところ、その道はぼんやりとしか見えてなかったりして。
それでは早速

満足感の要素 その1。「優越感」

これを感じる趣味は、「勝敗があるもの」ですね。
私の趣味でいうと、アナログゲーム、スポーツが相当します。
多くの人は”勝利”するのが気持ちいいはずですからね。
そして、勝利して得られるのは敗者に対する優越感、なわけです。

そして、ここではからずも、「優越感」を満足感の要素に持つ者の欠点が出てきます。
それは「敗者が存在する」ということ。
そして、「自分がその敗者になる可能性がある」ということ。
さらに、自分が勝者になった場合でも、「相手の敗者がつらいだろうと考えると、手放しで喜べなくなる」ことがあること。

ほんと、これ難しい話です。
私の中では解決策はただ一つ。
「自分は弱いので負けて当然」と見切ることですね。
実は、アナログゲームにしろスポーツにしろ、その過程が楽しいという場合があり得ます。
その過程には、「優越感以外の要素」が絡んでくるわけですね。
まあ、そのあたりはおいおいはなすとして。
もう一つのデメリットを説明します。

それは、「相手が必要な事」です。
相手が必要というのは、メンツが集まらないとできないということで。
自分だけでスケジュールを調整できないんですね。
これ、案外ストレスになります。

優越感はおそらく満足感の要素でもかなり強力なんですが。
そこにはデメリットも存在しているということですね。

満足感の要素 その2。「達成感」

これを感じるのは、「過程があるもの」ですね。
なんにでも過程はあるじゃないか、とおっしゃると思いますが。
ここでいう過程は、「苦労を伴う」さらには「苦痛をともなう」ものになります。

物づくり、登山あたりが該当すると思います。
(私に登山の趣味はありませんが)
ちなみに、物づくりについては、実利を伴うものもあります。
つまり、物づくりは実利を伴うものであると同時に、実利以外の満足感も得られるという、1粒で2度おいしいものもあるんですね。
編み物、料理、洋裁、日曜大工あたりでしょうか。
(料理はしますが趣味というほどではなく、洋裁と日曜大工は全くやりませんが)

メリットは相手がいらないし、負ける心配もないということ。
でも、デメリットとして「途中に苦労や苦痛を伴う」ということ。
ちなみに、途中(過程)で苦労や苦痛がなさすぎると、達成感は得られなくなります。
このあたりの加減が難しいですね。

もう一つのデメリットは「挫折の可能性がある」ということ。
途中の苦労や苦痛が強すぎて、目的完遂をあきらめてしまう可能性があるんですね。

このあたりは、目標設定をうまくしてやることでデメリットをなくしていくことで、メリットを引き出す感じにしています。
私的には。

ということで、次回は残りの4つのうち2つを紹介します。
ただ、合計6つですべてかというと、必ずしもそうではないかもしれません。
このあたり、誰か研究して論文書いてないですかね?
参考に読みたいところではあるのですが。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?