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今のあなたに価値がある。(留学の本当の価値)
結論から申し上げると
今のあなたに価値があります。
話のほとんどが留学関係ですが、結論は以上です。
どのようにしてこのような結論が出せしたのか書いていきます。
留学の失敗
留学している人で「この人ほんとに留学したの?」と思う時はありませんか?
留学した経験のない人からすると、このように思ってしまうことがあるかもしれません。
・「留学していてもこの人は仕事ができないな」
・「言語力だけあっても頭はよくないな」
・ etc
実際、留学生の知人で、「無能」だなっていう人はたくさんいます。悲
ありがちなのが実家がお金持ちで、本人はやりたいことがないから、「とりあえず海外に行ってこい」と言われ、留学してしまうケースです。
他には、留学に夢を抱きすぎて、留学さえすれば、何か人生が変わると思っていて、実際に行ってみると、現実は厳しく、脳死してしまうケースです。(どちらかというと、僕は後者ですね笑)
いずれも、留学期間中は日本人同士で固まってしまうことが多く、留学しているのか、観光しているのか、曖昧になってしまうみたいです。
(僕は、メキシコの田舎町に留学したので、日本人は1人も住んでいませんでしたし、環境に慣れるために、最初の数ヶ月は日本の友達や親には一切連絡は取りませんでした。)
留学の本当の価値
僕は、留学から帰国後、「留学の価値」とは何だろうと考えました。
結論から言うと、
それは、「自分の価値」を世界基準で考えられるようになることです。
つまりは、『自分の価値』広い視点で見ることができるということです。
このような考えに至った経緯を書いていきたいと思います。
考え始めて、留学中に味わった色んな出来事を思い出しました。
・「ホームステイ先の家族が事前にもらっていた写真の人たちと全く違かった時はビビったぁとか」
・「男子校出身だった僕は、気軽に女性からハグとキスをされて、オドオドしたなぁとか」
色んな出来事に思いを巡らせながら、ふと、あるエピソードを思い出しました。
それは、職業体験先を悩んでいる時のことでした。
僕が留学中に通っていた高校の授業の一環で約3ヶ月間の職業体験をするというものがありました。
僕以外の生徒は、既に学校が準備している体験先の枠に入り、あとは職業体験をするだけでした。
しかし、僕は、その既に準備されている枠に入るのが、気に食わず、他にもっと良い職業があるのではないかと悩んでいました。
そして、悩んでいると、担任の先生が僕に尋ねてきました。
「あなたは何ができるの? 何でも良いよ。あなたができることを教えてちょうだい。」
僕は、必死に考えました。僕が置かれている状況、日本人であることや日本の文化を知っていることなど色んな条件を整理し、出した結論が「折り紙を教える」ことでした。
「先生!僕は日本の「折り紙」を教えることができるよ!」
実際、折り紙なんて幼稚園以来したことがないのですが、その場で、うる覚えだった「鶴」を折りました。すると、先生とその近くにいたクラスメートの反応は好評でした。
その後、僕は近くの小学校に約3ヶ月間、折り紙を教えにいくことになりました。
僕は、先生の質問に留学の価値があると思いました。
「あなたは何ができるの?」
正直言って、僕の折り紙のレベルは幼稚園レベルで、日本でこれを仕事にしようとしても、誰もお金は払ってくれないと思います。
しかし、海外に出ることで、それは価値になって、職業になり得るのです。
実際、日本語を話せるだけでも、海外で日本語の先生ができるわけですし、今のあなたで十分に価値があると言えます。
話は戻りますが、「あなたは何ができるの?」という質問に答えれるようになるには、日本にいるだけでは、難しいのではないかと思います。
なぜなら、今いる環境に馴染んでしまい、今いる環境の軸でしか考えられないからです。
留学をすることで、その考え方の軸を変えることができます。ここに留学の価値があると思います。
だから、「自分の価値」を世界基準で考えられるようになるのです。
そして題名に戻りますが、だから、
「今のあなたに価値がある」のです。
以上ですぅ。
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