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【強編成】④火力こそ至高、リリマル

強編成シリーズ第四弾は、現役の古代兵器リリマルについて。

概要

リリカとマルコス。両者ともリリース当初から存在していた「オリジナル10」ヒーローであり、プレイヤーに編成単位で戦力を意識させた最初の存在と言えるだろう。3覚時に1.99倍という謎の攻撃倍率を叩き出すマルコスにリリカHSがかけられた時の圧倒的な爆発力と、大量のダメカ、枝による機動力がこれほど高次元でまとまった編成は未だ類を見ない。
序盤は溜めて中盤以降に火力で捲るのが一般的なリリマルだが、得意カードの性質上ダメカ破壊カード(僕は"パリン"と呼んでいる)を積み込むのが難しく、結局は全天を突破できないという構造的な欠点があった。しかしカードに依存しないパリンを持つアクアが登場したことや、最強のグスタフが周囲カノーネを手に入れたことで状況は一変。それから今日まで、バトアリ上位、下位、フリバト、大会、いずれのコンパスシーンでも一定の存在感を示し続けている。
最強のグスタフとリリマルが合わさって真の最強に見える。結局はグスタフ。こいついい加減にしろよ。

弱点

・大別すると「捲り」の一種であるため序盤が弱い
・リリカが自陣を踏み続けられないステージも苦手
・通常攻撃による捲りであるため捲りの工程が間延びしやすい(詰将棋をできない)

立ち回りによる対策

基本は一般的な捲り対策と変わらないが、開幕のキルに手間取ったりするとマルコスが2覚した辺りから雲行きが怪しくなる。結局HSを溜めていないぶん耐久が足りないなんてことにならないよう迅速に潰そう。

序盤:初手で決着をつける
最も効果的かつ唯一と言ってもいいまともな対策法。かと言って縦長ステージで加速もドアもない場合にこの立ち回りをするのはなかなかリスクも高い。メタを外した時点で厳しい戦いになることは覚悟しなければならない。

中盤:先に潰すヒーローを明確にする
大量のダメカと回復手段(マルコスのHSやグスタフのポータル回復等)のあるリリマル相手に漫然とカードを切っていると誰一人キルできずに自分のカードが切れる事態に陥ってしまう。まともな撃ち合いで有利を取れるような相手ではないことを念頭に置いて、誰か1人を2人以上で一気にキルする立ち回りを心がける。
おすすめはパリン持ちだが、グスタフは編成レベルで対策していないとキルに大量のカードを消費してしまう。この場合はマルコスのキルを目指してもよい。足が速くHSもあるので難易度はやはり高いが、マルコスを1度でもキルできると展開は大きく楽になる。リリカを狙う場合は引き撃ちと乙姫様お守り隊に耐えられるかどうかよく考えること。

終盤:順番にポータルを踏む(ゾンビ戦法)
終盤に差し掛かるといよいよ火力が青天井になってくるリリマルだが、リリカとマルコスに限って言えば全天を突破してくることはまずない。C(守りたいポータル)を順番に踏んでは死んでいくゾンビ戦法で耐え抜く。
なお、リリカHSとポータルバフ下の3覚マルコスには基本的にワンパンされるという意識のもとでカード(ダメカ)を切らねば後悔することになるだろう。
終盤まででポータル有利を取れていない場合はマルコスの3覚をなんとか吐かせてからの起き攻めを起点にしてHSでバグらせるしかない。ちなみにバトアリの格上リリマルに勝てる場合は大体これしかない。

編成による対策

・ドア
初手敵陣ドアでポータル有利を付けつつ、火力の伸びを遅らせて3分間耐久しきる。タンポロがうまくハマれば容易に勝つことができる。
弱点はタンポロ自体のパワーがインフレについて行けていないのでメタを外した時が怖い点。

・トマスデルミン
空駆け等で加速して初手から詰める。火力の乗っていないリリマルに対してかなり効果的。
弱点はトマスデルミンの記事を参照。

・パリン持ちを対策する
リリマルを対策する場合、パリン持ちには基本的にグスタフを想定した方が良い。というか想定しないと負ける。グスタフ対策はグスタフの記事を参照しつつ、アクアだった場合はラッキーだと考えて自分を納得させる。春麗は柔らかいからなんとかなる。

ミラー

ミラーはマルコスがどれだけの仕事をできるかにかかっている。HSを渋りつつノーデスで火力を出し続けることができれば徐々に有利になっていくだろう。ドルケストルを入れてみるのも良いかもしれないが、リリカのイデアとリリカHSは留意しておいた方がいい。グスタフは終盤の火力合戦にはついてこられないが中盤まででCを安定させるメリットもかなり大きいので採用価値はある。グス対策はグスタフの記事を参照しつつ、春麗でHSカウンターを狙ってみてもいいかもしれない。

余談
火力がピカイチながらも流行りのHS捲りには参加しづらいという意味で「どこにでも勝てるが、どこにでも負ける」と言われてきたリリマルではあるが、グスタフがはしゃぎすぎなので嫌いです。

以上

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