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7歳男子のヘアドネーション達成(投函)に至るまで

最近ではそんなに珍しくもなくなってきたヘアドネーションを実際にやってみて、方法や髪を伸ばす過程について記録しておこうと思う。

先日、3年弱伸ばしてきた髪の毛をバッサリ切ってきた訳だが、思い返せば、よく調べもせずにチャレンジを始めた。本当に伸ばし損になったらどうするつもりだったのだろうか 笑。

いざ、切るぜ!

方法的なこと

髪の毛の状態について

ヘアドネーションに必要な髪の長さは31cm〜。
ゴムで括ってカットするのだが、そのゴムの部分から先端の長さが31cmあればOK。(ちなみにツーブロックでも大丈夫。量の規定は無い。)
また、パーマやカラーをした髪の毛でもできそうな雰囲気があった。任意で記入するドナーシートの欄にそのような項目もあったので、そこまで厳しい訳でもなさそうと言う想像だ。

右がドナーシート

一番短いところで31cm必要なのかと思っていたけれど、長いところが31cmあれば良くて、中に短い髪の毛が入ってても大丈夫って感じだった。それに髪質にも厳しいのかと思っていたせいで、うちは、サラツヤバージンヘアーだし、40cmは取れるぐらいの長さがあった。(送ったのは31cm)

どうやって切る?

電話で確認してみた感じ、ネット検索で「ヘアドネーション 美容院 エリア」で検索してヒットしたところでも取り立ててサービスを用意していないところもありそうだった。
今回行ったのは、EARTH。全国に店舗ある。EARTHはサービスがあることが分かった。提携しているNPO法人の送付先や送付方法が書かれたシートと一緒に髪の毛を渡してくれる。

こんな感じで渡してくれる

方法は、ネット検索すればすぐにヒットするし、そんなに難しくもないので、めんどくない人は自分の行きつけの美容院でやったら良いと思う。
(その時は、髪の毛を入れるジップロックを忘れずに持参して)

どうやって送る?

レターパックが良いみたい。(普通郵便がダメな訳ではない。)
いや、これはYouTubeの載っているのを紹介するのがベストだな(勝手に)。

きっかけ

もともとファッションの一環というか、単純に可愛いからと言う理由でロン毛ツーブロックと言うヘアースタイルだった。
寝る前にいつも本を読み聞かせていたのだが、ちょうど良く読み切れる分量で区切られているものを選んでいた。
5歳か6歳ぐらいの時に、「自分を信じた100人の男の子の物語: 世界の変え方はひとつじゃない」と言う本の中の「クリスチャン・マクフィラミー」と言う男の子のお話を読んだところ、自分もやると言い出した。
なので、決意してから規定な長さに伸ばす年数はさほどかかっていない。

思うこと

クリスチャン・マクフィラミーで検索すると、8年前の記事がヒットする。この変化が目まぐるしい時代の8年前の記事だ。この男の子の時代よりは理解ある人もずいぶんと増えているだろうことは理解できるが、押し付けや偏見がなくなっているようには到底思えない。

ヘアドネーションは勇者で、ただのロン毛は異端児みたいな空気感も最高にモヤつく。

前になんかの記事で読んだ、ヘアドネが髪の毛はなければならないと言う空気感を助長させる恐れもあるから、いい事した感で終わらせないで欲しいみたいなやつも全く共感できない。

こう言っていると世界にキレている人みたいで、だいぶ生きづらそうな奴に思えるが 笑。

まず、偏見の助長?は?について

まぁ分からなんでもないんだけど、これ分けて考えない?って思う。全部選べれば良い話で、色んなヘアスタイルを楽しみたいけど楽しめない人がいるなら、このシステムは最高だと思っている。ニーズが無いならやめていけば良い。
性別や環境によるところが大きいと思うんだけれど、今チャレンジしている子の中には既に、悪意のあるなしに関わらず、傷つく言葉や態度に晒されている子はいると思う。
髪の毛を欲している子の気持ちは、小なりわかる子が多いのではないだろうかと思う。

一番分からないこと

理由がなけりゃ、伸ばしちゃダメですか?
どうやってルールみたいに男の子は髪を短くしなければならないって植え付けられるんだろう・・・?
うちの子、知らない女の子(推定学年2,3年生程度)に「なんで髪の毛長いの?男の子は短くないといけないんだよ。」とまで言われたし、小学校に入学したら、上級生がわざわざ休み時間ごとに「女」「女」とからかいに来る鬱陶しさに悩んだ時期もあった。
あげればこの手のエピソードは尽きないのだが、、、決まって思う、ねぇ?いつそう言う常識を教え込まれるの??

あとがき

自分の子には想像力があって、フラットな判断ができる子になってもらいたい。
頭でっかちじゃなくって、体験として知っている子になってもらいたい。

まぁ元気が一番!は変わらないけれど。

美容院で、切った髪の毛を袋に詰める時、美容師に
「僕の髪、欲しい人に届くと良いね!また3年後!」
って言ってた。優しさはある。忘れず持ち続けられると良いね。

それにしても、また伸ばす気なんだな・・・
一定以上のロン毛って、結構大変なのだ。7歳が自分でシャンプーするのとかもそうだし、乾かす、束ねるなんかも、いちいち手こずる。親もめんどくさい。
いや…だけど、いっぱい練習して頑張ったんだよな。
うちの子偉い!!

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