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今年、たくさん生配信をして感じたこと。

どうも。クレオパトラの長谷川優貴です。クレオパトラというお笑いコンビでネタをしたり、エンニュイという劇団を主宰したり、CHARA DEというお笑いコンテンツ制作団体の代表をしたりしています。

先日、チャラデメンバーでいつも配信オペレーションをしてくれているシルの高畑君の配信に出ました。

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様々なジャンルの方が配信について語っていて面白かったです。

僕も以前、配信について記事を書かせていただきました。

今年は、生の舞台と映像の間で悩んだ一年でした。生の舞台を映像として届けなければいけなくなり、配信で舞台をやる意味を問われました。

映像に特化していく方が多かったと思いますが、僕と高畑君はライブ感を大切にやってきました。劇場などの箱の空気感が伝わるような「質感」を大事にしたのです。


ライブ感とはなにか? 僕は「劇場という狭い空間に座らされ、目の前で生の人間が演じる」そういった不自由さと緊張感が舞台のライブ感だと思いました。視聴者の方にどれだけ不自由さと緊張感を与えるか。普通は、快適に家でくつろいで見てもらえるものを目指すと思いますが僕らは逆でした。

視点もわざと視聴者の見たいであろう場所を外したりしてストレスを与えました。前の客の座高が高くて見えない時みたいな感覚です(笑)

携帯・テレビ・パソコン・タブレット など、様々なデバイスで観る人がいます。正直、全てのデバイスの方に観やすく作ることは難しいです。視聴のし方も寝ながらだったり、風呂からだったりと様々です。

視聴中に集中力を保ってもらうには、緊張感が必要だと思います。

あと感じたのは、カメラを持っている人の呼吸も視聴者に伝わるんだなということです。カメラマンの方も出演なんですよね。YouTubeの人気のあるチャンネルって、しっかりした本職のカメラマンは雇わずに仲間のスタッフがカメラを持っています。しかも、演者と会話をします。更に、定点ならば三脚を使えばいいのに、手持ちで撮る人が多いです。このやり方だと体温が伝わるのだと思います。映画や映像作品よりも、YouTubeのこういった撮り方の中に、生の舞台を配信で届ける為のなにかが隠されている気がします。

自分のスタジオもできましたし、来年もたくさん実験していこうと思います。



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