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天国までラジオは届いてる。

どうも。クレオパトラの長谷川優貴です。クレオパトラというお笑いコンビでネタをしたり、エンニュイという劇団を主宰したり、CHARA DEというお笑いコンテンツ制作団体の代表をしたりしています。

人と人を繋げるのが好きだ。利他的な思考ではなく、利己的な思考で。才能のある人と才能のある人を会わせて、化学反応を見たい。面白いクリエイションが見たい。

僕が吉本を辞めてフリーになったばかりの時に知り合ったジャパネーズというコンビのウネモトモネと、今年になってから知り合ったピン芸人の九月君を引き合わせてみた。二人とも世界観のあるコントをしているので、きっと気が合うなと感じたからだ。

結果、予想通り二人は仲良くなった。九月君が元々ジャパネーズのことを好きだったらしい。九月君の方が芸歴は後輩だが、これから二組で面白い作品を作ってくれそうだ。楽しみ。

三人で話した配信のアーカイブ↓

月に一度、地元に帰る。

母親が亡くなって実家は亡くなった。あるのは先祖の墓だけ。母親の遺骨は僕の部屋にある。いつか墓を作ってそこに入れてあげるつもりだ。

実家がない地元は田舎や故郷と呼んでいいのか迷う時がある。そんな場所に帰る理由はない。あるといえば幼なじみの友達に会うことくらいだ。しかし、それは普通だったらの話だ。(と言っても家族も実家もないという時点で普通ではないのだが)

僕にはレギュラーでやっているラジオの番組がある。幼なじみの相方とやっているお笑いコンビ『クレオパトラ』としての仕事だ。

このラジオの収録の為に、月に一度帰省する。

ラジオがなければ全く帰ることはないだろう。ラジオのおかげで僕と地元の縁は切れていない。景色を見る度に様々な思い出が蘇る。

母親が生きていた頃も、ラジオがあったおかけで月に一度は母親に会うことができた。

いつも駅まで迎えに来てくれていた。お互い照れ臭くて、目も合わせず車に乗り込む。スタジオまでの短い時間。今思うと贅沢な時間だった。もっと目を見て笑顔でたくさん話しておけば良かった。

ラジオ終わりはいつも、スタジオの裏で車を止めて待ってくれていた。

僕たちの番組を聴く為に小さなラジオを買って、毎週欠かさずに聴いてくれていた。

今でも駅に着くと車を探してしまう。

今日も楽しく収録をしてきた。天国で聴いてくれている母親は毎週笑ってくれているはずだ。




地元静岡県富士市でやっているクレオパトラのラジオ番組「クレパトのラジオ」は、インターネットで全国で聴けます。

聴き方はこちら↓


https://radio-f.jp/web/index.html


【今日毎週木曜日放送中】
■16:00-16:30


個人のYouTubeに即興コントなどをアップしています。良かったらチャンネル登録お願いします。

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