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#460 しっかり休んで走ろう

僕が最近つくづく思っているのが、ランナーは走れば走るほど速くなる

と、いうことである。

ただし、怪我をしてはいけない。

怪我をすれば良くて数週間、ちょっと良くても数カ月、最悪なのはドロップアウト、ランニングをやめてしまうことである。

怪我でランニングをやめてしまった人は決して少なくないだろう。

ランニングをやめなくてもずっと怪我と付き合っている人もいる。

かくゆう僕も左ふくらはぎを何度となく痛めては休み、また走り出し、また痛めるという、残念なランナーライフを送っている。


なので、怪我さえしなければゆっくりではあるが走力は増していき、サブ4、サブ3.5だって夢ではないと思われる。

怪我をしないためには次の二つ。

・距離を徐々に伸ばしていく

・しっかり休む

徐々に距離を伸ばすことに関しては以前書いた。


そこで今日は、どのくらいの頻度でどのくらいの期間休めばいいのかを考えてみたい。



ランナーは時折、2~3週間の休養を計画してトレーニングを休むべきである。 ~中略~ ランナーというものは往々にして休みたがらないものだが、全体的な向上という点では、休養は有益であることがほとんどである。休むことによって、負担の非常に大きいトレーニングとレースの期間にいったんピリオドを打ち、心と身体を立て直す時間を作ることができる。

ダニエルズのランニング・フォーミュラ


このランニング・フォーミュラの中で
どれだけ休んだらどれだけパフォーマンスが落ちるか
の指数がある。

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例えば1週間の休みなら0.994、
クロストレーニング(自転車等)をしてれば0.997ということ。

4週間休んだら、それぞれ0.931、0.965 ということだ。


僕のVDOTが35(10kmを56分)とすると、

1週間休んだら(クロストレ有り)
 35 x 0.997 = 34.895 ・・・ほとんど変わらず

4週間休んだら(クロストレ有り)
 35 x 0.965 = 33.775 ・・・VDOTは34弱

VDOT34は、10kmだと57’26” だから、
4週間の休養前に比べ1分近く遅くなる。


何れにしても1週間程度の休養ではほとんど変わらないということだ。

では、2週間でしらべてみよう。

35 x 0.986 = 34.510 ・・・10kmだと56分40秒

40秒ほど遅くなるね。


と、言うわけで1~2週間の休みなら問題ないことがなんとなくわかった。

モンダイは、いつ休めばいいのか? だ。

勿論、フルやハーフなどの大会に出たら、休むのは当然だろう。

それ以外に、普段の練習ではどんな頻度で休んだらいいのだろうか?

ゲームのようにデジタルで疲れが分かるのなら良いが、そんな機械はない。

なので、経験則から判断するしかない。


去年の年末にふくらはぎを痛め、しばらく休んだ後、2月の頭からランニングを再開している。

そして、次に痛めたのが3月7日。

つまり、1ヵ月ちょっとで再発している。

と、言うことは、その前に、たとえば3週間頑張ったら1週間休む

ということにしたらいいかもしれない。

とりあえず、それでいってみる。





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