運動=スポーツではない。
健康のために運動しなきゃいけないって思っている人も多いと思います。
でも、これまでスポーツをしたことない方が、いきなりスポーツを始めるのはなかなか難しいですね。
高齢になってからマラソンやテニスなどのスポーツを始める方もいらっしゃいますが、普通の方はそうはいきません。
運動って言うと辛い、しんどい、汗をかくだから苦手というお声も多いです。
どうして大人になると運動が嫌いになってしまうんでしょうか?
子供って移動するときは、常に走り回っていて、外で遊ぶのが大好きです。
動物はそもそも走って移動するのが通常です。子供たちは本能に従っていつも走っているんですね。
でも、小学校高学年から中学生になると運動が嫌いな子供が増えてしまいます。
私も子供の頃はスポーツが苦手でした。
現在の学校教育では、スポーツはより強くより早くが求められているように感じます。
スポーツを習わせているお母さんたちもお子さんが他の子より強く早くあることを求め、競技に勝っていくことを望んでいます。
下手でも弱くても遅くてもスポーツを楽しむと言う文化がなかなか育っていません。
欧米では、下手でも、弱くてもスポーツを楽しむという体制が整っていると聞いています。
自分が楽しいからやる、そんなスポーツの関わり方がもっと広がっていったらいいなと思います。
私も子供の頃体育の時間が大嫌いでした。山に登ったりお散歩するのは好きなんですけれど、この時間にこれやりなさいって運動させられるのって辛いですよね。
運動やスポーツはもっと自分のために楽しんでやったらいいと思います。
健康のために運動するのであればスポーツでなくても構いません。
暮らしの中での身体活動量を増やすことが大切です。
身体活動量を増やすとは、立ったり、座ったり、歩いたり、走ったりものを持ち上げたり、運んだり、よく体を動かすってことです。
家から駅まで、家からスーパーまでちょっと早足で歩いてみたり、小走りしてみるなど、移動で運動量を稼ぎましょう。
家事でいうと、雑巾がけや風呂掃除、窓拭きなどちょっとしんどめの家事も楽しくやってみましょう。おうちがきれいになると心もスッキリです。
ガーデニングは、ものを運んだり立ったり座ったり穴を掘ったり水をやったり、いろいろな動作が含まれているので、特におすすめです。
公園の掃除なんかもいいですね。公園清掃に参加している高齢者は、参加していない方より健康な高齢者が多いという調査結果もあります。
最近は、いろいろな技術を使って、人が、楽をすることが善で、体を動かして、しんどい思いをするのが悪みたいな価値観があるように思います。
でも発想を変えてみませんか?
歩いたり、坂や階段を登ったりして、体を動かすと体は喜んでいる、体動かすことって楽しいで思えれば、わざわざスポーツをしなくても日常の中で健康維持するための運動量を確保することができます。
体を動かすことを楽しんでみませんか?
運動の種類や効果、適性運動強度、運動強度(メッツ)等については、また後ほどお伝えしていきます。
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