見出し画像

夏野菜のいただきもの 7月31日

ご近所さんから朝一番、たくさんの夏野菜をいただいた。
「全部さっき採ったばかりなのよ。
トマトはヘタも取って洗っておいたから」
ビニール袋にいっぱいの夏野菜。
ちょうどあんざい果樹園の桃が家にあったから
すぐにお返しすることができた。
美味しいものの物々交換。
美味しい・嬉しいがすぐ近くでグルグルと循環。
なんて清々しい一日の始まりなのだろう。

早速袋から取り出してみると、ナスのヘタやキュウリが
チクチクしていて新鮮そのもの。
どれもピカピカ輝いてプリッとした姿は健やかで美しい。
夏野菜は見ているだけで元気が出るなぁ。
すぐにでもパリポリとキュウリをかじってみたい気持ちを
ほんの少し我慢して器に盛って眺めることにした。
絵が上手に描けるならササッと描けるのだろうな。

なぁんて思いつつ、早速今日のひとりお昼ごはんに
キュウリを1本千切りにして、軽く塩をふって水気を絞り、
昨年の梅干しの赤シソを加え、オリーブオイルで和えておく。
自家製のトマトソースと水で薄めた出汁醤油を合わせて
冷蔵庫で少し冷やしておく。
その間にそうめんを茹でて、水で引きしめ器に盛り、
先ほどのトマトの出汁つゆを注いで、最後にキュウリをのせて
出来上がり。美味しかった~。冷蔵庫で冷やす前のキュウリって
本当に瑞々しくて味も香りも濃い。
ほんの数十メートル先からやって来たばかりだものね。


このトマトソースに使ったトマトは、数日前にえすぺりさんに
いただいた完熟トマトを使ったもの。
ザッと30個近くはあったんじゃないかな。
ざく切りにして水は加えずに鍋で火を通したものに
軽く塩だけで味付け。
トマトの水分と塩だけなのに、それだけでも十分スープのような
美味しさがある。あれこれ加えずそのまま冷凍しておけば、
パスタにもカレーにも何でも使いやすいかなと。
気楽な家ごはんなので皮も種も漉さずに。
夏の恵みの美味しさよ。

そういえば。
野菜を下さったご近所Fさん。
昨日の夕方にお会いした際には、蜂やアブ除け用の
オニヤンマのブローチ(バッチ?)を帽子のてっぺんにつけていらした。
なんとチャーミングなんでしょう!
最近、子どもたちがつけているのをよく見かけていた。
「効果あるみたいよ~」
今まではオニヤンマはどうなのかなぁなどと訝しく思っていたけれど、
Fさんにそう言われると、ならば私も!と思えるから不思議。
つける場所はやっぱり目につく帽子のてっぺんが良いのでしょうか。