長谷川幸洋

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不発に終わりそうな「石破降ろし」

自民党に「石破降ろし」は起きるのでしょうか。どうやら、不発に終わりそうな気配です。総選挙の投開票日から11月3日で1週間になりますが、これほどの大敗を喫しても、石破茂総裁の辞任を求めて、石破降ろしを主導しそうな有力議員が現れてきません。実に、情けない展開です。自民党は「自滅すべくして自滅の道を歩んでいる」ように見えます。

    • トランプに「ミニ雪崩現象」が起きているのか

      米国の大統領選が、いよいよ目前に迫ってきました。11月5日が投開票日です。共和党、ドナルド・トランプ前大統領と民主党、カマラ・ハリス副大統領の戦いは接戦が続いていましたが、ここへきて、トランプ氏の優勢が顕著になってきました。トランプ氏には「ミニ雪崩現象が起きるのではないか」という見方も出ています。重罪事件の裁判も抱えていながら、トランプ氏はなぜ、強いのでしょうか。

      • 「誰が石破首相に鈴を付けるのか」〜正念場を迎えた高市早苗氏

        総選挙は自民党と公明党の与党が過半数を失って、敗北しました。ところが、自民党の石破茂総裁は責任をとって辞任するどころか、まだ選挙結果が確定しない段階で「政策実現に最大限の努力をする」と述べて、続投する方針を明らかにしました(https://news.yahoo.co.jp/articles/bd16b59d598ba90c61880c5c0371b8f64f79cf48)。そうだとすると、これから何が起きるのでしょうか。 石破氏は、選挙結果が明らかになった後も、テレビ番組で

        • 「ウクライナ戦争が朝鮮半島に飛び火する日」が迫っている

          北朝鮮がロシアに軍隊を派遣した問題が、世界に波紋を広げています。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は「世界大戦への最初の1歩だ」と危機感を露わにしました(https://kyivindependent.com/north-korea-preparing-10-000-soldiers/)。ウクライナ戦争は、いまや朝鮮半島を巻き込んで、新たな段階に突入しつつあります。

        不発に終わりそうな「石破降ろし」

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          不発に終わりそうな「石破降ろし」

          自民党に「石破降ろし」は起きるのでしょうか。どうやら、不発に終わりそうな気配です。総選挙の投開票日から11月3日で1週間になりますが、これほどの大敗を喫しても、石破茂総裁の辞任を求めて、石破降ろしを主導しそうな有力議員が現れてきません。実に、情けない展開です。自民党は「自滅すべくして自滅の道を歩んでいる」ように見えます。

          不発に終わりそうな「石破降ろし」

          トランプに「ミニ雪崩現象」が起きているのか

          米国の大統領選が、いよいよ目前に迫ってきました。11月5日が投開票日です。共和党、ドナルド・トランプ前大統領と民主党、カマラ・ハリス副大統領の戦いは接戦が続いていましたが、ここへきて、トランプ氏の優勢が顕著になってきました。トランプ氏には「ミニ雪崩現象が起きるのではないか」という見方も出ています。重罪事件の裁判も抱えていながら、トランプ氏はなぜ、強いのでしょうか。

          トランプに「ミニ雪崩現象」が起きているのか

          「誰が石破首相に鈴を付けるのか」〜正念場を迎えた高市早苗氏

          総選挙は自民党と公明党の与党が過半数を失って、敗北しました。ところが、自民党の石破茂総裁は責任をとって辞任するどころか、まだ選挙結果が確定しない段階で「政策実現に最大限の努力をする」と述べて、続投する方針を明らかにしました(https://news.yahoo.co.jp/articles/bd16b59d598ba90c61880c5c0371b8f64f79cf48)。そうだとすると、これから何が起きるのでしょうか。 石破氏は、選挙結果が明らかになった後も、テレビ番組で

          「誰が石破首相に鈴を付けるのか」〜正念場を迎えた高市早苗氏

          「ウクライナ戦争が朝鮮半島に飛び火する日」が迫っている

          北朝鮮がロシアに軍隊を派遣した問題が、世界に波紋を広げています。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は「世界大戦への最初の1歩だ」と危機感を露わにしました(https://kyivindependent.com/north-korea-preparing-10-000-soldiers/)。ウクライナ戦争は、いまや朝鮮半島を巻き込んで、新たな段階に突入しつつあります。

          「ウクライナ戦争が朝鮮半島に飛び火する日」が迫っている

          「自公政権の少数与党化」を歓迎する

          日本の総選挙は、自民党と公明党の与党が過半数を割る可能性が強まってきました。そうなると、野党の一部が連立に加わらない限り、与党は少数与党政権に転落してしまいます。石破茂首相の退陣も必至でしょう。これから、日本の政治に何が起きるのでしょうか。

          「自公政権の少数与党化」を歓迎する

          左派と右派が一致している「日米地位協定の改定」なのに、なぜ実現できないのか

          石破茂政権に対する審判を下す総選挙は、10月27日の投開票日に向けて、後半戦に突入しました。石破政権の酷さは語り尽くされた感もありますが、私は「逆説的に憲法改正の重要さを示した点で、政権の存在意義はあった」と考えています。なぜ、憲法を改正しなければならないか。それは日本が1人前の国家になるために、右派も左派も避けて通れない課題なのです。

          左派と右派が一致している「日米地位協定の改定」なのに、なぜ実現できないのか

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          「自公政権の少数与党化」を歓迎する

          日本の総選挙は、自民党と公明党の与党が過半数を割る可能性が強まってきました。そうなると、野党の一部が連立に加わらない限り、与党は少数与党政権に転落してしまいます。石破茂首相の退陣も必至でしょう。これから、日本の政治に何が起きるのでしょうか。

          「自公政権の少数与党化」を歓迎する

          左派と右派が一致している「日米地位協定の改定」なのに、なぜ実現できないのか

          石破茂政権に対する審判を下す総選挙は、10月27日の投開票日に向けて、後半戦に突入しました。石破政権の酷さは語り尽くされた感もありますが、私は「逆説的に憲法改正の重要さを示した点で、政権の存在意義はあった」と考えています。なぜ、憲法を改正しなければならないか。それは日本が1人前の国家になるために、右派も左派も避けて通れない課題なのです。

          左派と右派が一致している「日米地位協定の改定」なのに、なぜ実現できないのか

          「爆発寸前の世界」〜日本は大丈夫か

          日本の総選挙は10月27日に投開票日を迎えます。米国の大統領選は11月5日です。この間、日米両国は政治的空白期に突入します。一方、世界に目を転じれば、イスラエルはイランの核施設を空爆する誘惑にかられています。 中国は台湾周辺で大規模な軍事演習を実施しました。北朝鮮は韓国との軍事境界線をまたぐ道路の爆破を準備しています。ウクライナの戦争も終わりが見えない。「中国、ロシア、イラン、北朝鮮が連動して、戦争を拡大する可能性は一段と高まっている」とみなければなりません。

          「爆発寸前の世界」〜日本は大丈夫か

          「外部の批判や党員の意見を受け付けない政党」に政権は任せられない

          飯山陽さんの日本保守党に対する批判が一段と鋭さを増しています。私が飯山さんを高く評価しているのは、多くの読者がご存知でしょう。4月の東京15区衆院補で、応援演説を引き受けたのも彼女に直接、頼まれたからです。一方、日本保守党については、その政策路線を支持してきました。それは、いまも変わりません。しかし、では自民党に代わる政権政党として支持できるか、と言えば、とても無理です。彼らは外部からの批判に寛容とは言えない。それどころか「党代表と事務総長の独裁を思わせる政党」であるからです

          「外部の批判や党員の意見を受け付けない政党」に政権は任せられない

          飯山さんを切り捨てた日本保守党は「日本を守る」ことができるのか。

          中東イスラム研究者の飯山陽さんが、日本保守党に事実上の「決別宣言」をしました。飯山さんは4月の衆院補選東京15区に同党から立候補し、敗れましたが、その戦いぶりは大きな反響を巻き起こし、同党が躍進する立役者になった1人です。彼女と日本保守党にいったい、何があったのでしょうか。

          飯山さんを切り捨てた日本保守党は「日本を守る」ことができるのか。

          自民党の反乱は地方から始まる!!独裁者になった「石破茂」

          自民党の反乱は、どこから始まるのでしょうか。永田町の国会議員たちから?それもありますが、起爆剤は地方の党員になりそうです。

          自民党の反乱は地方から始まる!!独裁者になった「石破茂」

          「非公認でも石破政権の敗北は必至」とみる単純明快な理由

          石破茂首相が10月6日、自民党派閥の政治資金規正法違反問題で党から重い処分を受けたり、説明責任を果たしていない6人の議員を次の総選挙で非公認とし、それ以外の議員についても、比例選の重複立候補を認めない方針を明らかにしました。露骨な「安倍派潰し」ですが、これで自民党は選挙に勝利できるのでしょうか。私は「難しい」と思います。選挙に敗北するだけでなく、自民党は分裂する可能性が高まってきました。

          「非公認でも石破政権の敗北は必至」とみる単純明快な理由

          現実論から逃げて「書生論」を語る「石破茂」という政治家の正体

          内閣総理大臣に就任し、わずか数日を経ずして「石破茂」という政治家の正体がバレてしまいました。彼は「党内野党」の与党政治家として、いつも「遠い彼方にある理想」を語っていました。そのまま突っ走るのか、と思いきや、突如として豹変し、現実との妥協に走っています。

          現実論から逃げて「書生論」を語る「石破茂」という政治家の正体

          自民党の敗北必至か、解散総選挙をぶち上げた自民党の石破茂総裁

          自民党の石破茂総裁が早くも、やってくれました。衆院の解散総選挙をぶち上げたのです。彼は総裁選で、衆院の早期解散を否定していたのに、総裁になった途端、前言を翻したかたちです。ここに、石破茂という政治家の本性が出ています。彼は問われれば、いつも綺麗な建前を滔々と述べるが、それらは深い自分の信念から出た言葉ではない。マスコミ受けを狙った、その場しのぎのセリフにすぎないのです。そんな石破政権の解散・総選挙で、政局は再び、大動乱の幕開けになりそうです。

          自民党の敗北必至か、解散総選挙をぶち上げた自民党の石破茂総裁

          自民党の保守派を応援する!

          自民党総裁選は、まさかの展開になりました。石破茂新総裁の誕生です。それを受けて、ネットには「自民党、終わった」とか「日本、終わった」といった書き込みがあふれています。でも、本当にそうなのでしょうか。私は、むしろ高市早苗候補に投じた3割の党員票と半分近い国会議員票に示された自民党員の良識を応援したい、と思います。

          自民党の保守派を応援する!

          「周囲を見渡せば敵ばかり」〜“高市総理”が直面する「厳しい現実」とは

          自民党総裁選は高市早苗経済安全保障相、石破茂元幹事長、小泉進次郎元環境相の3人の争いに絞られてきたようです。ここへきて、ロシア軍の哨戒機が北海道・礼文島沖付近の領空を侵犯する事件が起きました。また、立憲民主党の新しい代表は野田佳彦元首相に決まりました。これらは、いずれも高市氏への「追い風」になります。 だが、「高市政権」が誕生した後はどうかといえば、与野党政治家や官僚、マスコミから受ける逆風は相当、強いとみなければなりません。今回の総裁選に勝利し、政権を握ったとしても、高市

          「周囲を見渡せば敵ばかり」〜“高市総理”が直面する「厳しい現実」とは

          なぜ、日本は中国からコケにされ続けるのか

          ついに悲惨な事件が起きてしまいました。中国で日本の10歳になる男児が刺殺されのです。こうした事件が起きることは予想されていたのに、なぜ防げなかったのか。それは、日本が中国に対して断固たる「国家の意思」を示してこなかったからです。 中国は長い間、政府が音頭をとって反日運動を繰り広げてきたにもかかわらず、日本は日中友好の掛け声の下、国家として対抗してこなかった。中国の暴力を終わらせるためには、まず政治家が「中国は脅威である」と、日本の国民と世界に向かって宣言しなければなりません

          なぜ、日本は中国からコケにされ続けるのか