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身の丈にあった活動をした方が良いと思う

音楽に関して専門的に学ぶ学校に行ったことがないから、音楽で生計を立てている方よりも別な仕事をしながら趣味で音楽に触れている友人や知り合いの方が圧倒的に多いです。僕も後者に入るので、これから書くことはもしかしたら自分自身に跳ね返ってくるかもしれません。それでも、最近強く思うことがあって。

趣味だから、で片付けない方がいいと思う。
出演料をいただいて人前で演奏しているわけではないから、上手くなくて良い。ほんとにそうなの?更に言えばアマチュアだけど謝礼をもらって演奏している人も結構いるよね。
まあ、上手いの基準は人それぞれで、もしかしたら自分には何も響かなくても、他の人には感動の嵐かもしれないから、ここでの定義付けはしません。
でも、明らかに音楽として形をなしていない、練習不足って、どうなの?
楽しく音楽やれればそれでいいって言うなら、人前で演奏しちゃダメだと思う。
下手がダメなわけじゃない。できる限りの努力をして、それでも弾けないのは、仕方ない。でも、身の丈に合わない曲を選び、ろくに練習もしないで、ステージに立った瞬間急にかっこをつけようとするけど、実情たどたどしく雑音を並び立てるようなのは、良くない。というか、本当にあなたはそれがかっこいいと思っているの?と聞いてやりたい。

目標を持つことは良いと思う。そのために適度に本番を抱えるのは手段として悪くないと思う。でも、自分達の力量を見据えることもせず、ただガーガーやるのはあまり意味がない。たくさんの人に聴いてもらって、大きな活動ができるのは、やっぱりしっかりした演奏があってこそと思うんだよなぁ。

コロナ禍も手伝って、趣味と言えど音楽を続けるための環境はガラッと変わってしまいました。
その中でどううまく環境とすりあわせて活動を進めていくのか。これは意外とプレイヤーの演奏力やプロデュース力が如実に現れるのではないかと思うのです。これらに秀でているプレイヤーが、自分の力量を正しく自己評価し、限られた機会の中でしっかり活動を続けていくことができるのだと思います。

そういった点からも、仕事でないのならなおさら、身の丈にあった活動に取り組むべきだと思います。以上!

では、また明日!

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