見出し画像

受験生の頃の話(その2)

※受験の話が少しだけ長くなりそうなのでタイトルを変えました笑

前回は高校生活終盤で急に点数が上がり、一緒に浪人生活を送ろう!と話していたクラスメイトに後ろめたさを感じ始めていたことを書きました。

僕の通っていた高校は地域で学力の高い生徒が集まる進学校だったので、3年生になると毎年のように模試があり、せっかくの土日が試験で潰されることが多く、大変でした。

はじめの頃はクラスメイトと共になんとなく受けていたのですが、結局どんなに点数が悪かろうが内容を見直すこともせず、ただ自分の部屋の中にひたすら問題用紙を積み上げてゆくだけだったので、お金も時間も勿体ないという理由で試験を受けるペースを落とし、その代わり、それまでに受けた試験問題を見直し、習得できていない科目や分野をしっかりやり直すことにしたのです。

結果として、基礎の基礎から理解していないことが多くあることに気付き、解答の解説などを丁寧に読み込むことで、徐々に点数が上がっていきました。

もう1つ自分の悪い癖として、試験中に勝手に自分理論を作り、根拠のない考えで答を導く傾向にあったのですが、それらがお門違いであることが多く、正解に結び付かないことが多かったようです。
例を挙げると、問題に出てくる人物の性格や容姿などを勝手に想像しながら問題に取り組んでいたけれど、彼らは僕が思うような人格を持っていなかったり、たった数ページの問題の中でそこまで深読みするほどの話が展開されなかったりと、無駄な想像力が正しい読解を阻害していたのでした。
自分の思い込みを排除することで、驚くほどに効果が現れ、点数が伸びていったのでした!試験を受けるにあたっても、自分を出しすぎず謙虚な姿勢でいることも問われるのかもしれませんね。

その3に続く

では、また明日!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?