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損して得をとれてますかぁ?
「損して得取れ」
目先の損失のみに気を取られず、将来の利益を確保するような長い目で物事を見よ!
よく商売などで使われることが多いです。
相手の購買意欲を喚起するために相手の言い値や通常の販売価格より安くして、売り上げるといったシチュエーションが一番イメージされやすいでしょうか。
これって一過性のものではなく、損した結果相手の信頼を得て、次の購買に繋げることが必要で、どんな相手にも闇雲に同じ対応を取っていたらすぐに足元をすくわれてしまいかねません。
人間関係においても、衝突や軋轢を避けるために我慢すれば丸くおさまるかなぁなんて、自分の気持ちを押し殺して相手に合わせることは結構あると思います。
でも、ちょっと待って。あなたが守りたいと思っている人間関係って、どちらかが我慢しないと続かないもの?我慢しているのはいつも自分じゃない?
必要以上に遠慮ばかりしていたら、この人は主張しない人だ、でも自分に都合の良い存在だ、と思われて、いいように使われてしまいませんか?相手のことを思っているつもりが、自分の価値をどんどん下げて、損して本当に損する結果に辿り着いてませんか?ということ。
友達同士、仲間同士なら、どちらかの言い分だけでなく、お互いがやりたいことを言い合い、キャッキャと笑い合いながら事に当たる方が楽しいと思うのです。
本当に相手のことが大切で、自分の身を呈してでも尽くしたいということもあるでしょう。相手を思う気持ちが止められないなら、感情の赴くままに接することは誰にも否定できません。
ただ、そんな時は、後になって自分はこうしてあげたのに!と見返りを求めるような下心を持たないこと。そして、相手の言葉を肯定するだけでなく、自分の思いや主張を(相手を否定することなく)しっかり伝えることも必要なのかなと思います。
損して得をとる。あなたの仕事もプライベートも、たくさんの素敵なことで溢れますように。
では、また明日!
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