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ステージって奇跡のようなつながりで成り立っていると思った話

昨日自分の出番が終わった後、会場に残り、他の出演者の演奏を何となしに聴いていたんですが、演奏だけでなくてMCでもそれぞれの個性が出るんだなぁって強く思いました。

繊細な人なのかなぁと思ったら以外と大雑把だったり、適当ぽいなぁと思ったのに実はきめ細かい人だったり、演奏だけでは見えてこない色々な部分が見えてきて面白かったです。

もちろん、お客さんを楽しませるために演じる部分はあって、話していることが全てその人を映し出しているわけではないけれど、会話が盛り上がってきて、他の出演者から思わぬ質問を投げ掛けられたり、その答えへの突っ込みが入ったりした時に出る感じはきっと作られたものではなくて素に近いんだろうな。

そういうやり取りを見ながら、誰一人同じ性格の人はいないのに、仲良く1つの音楽を楽しそうに奏でている姿を見ていて、なんかちょっと心動かされたというか。

自分らにも言えることだと思うけど、その日そのステージを迎えるために準備してきたこと。そもそもそのメンバー達が何らかの接点により集まるきっかけとなったこと。接点となる出来事に突き当たるまでそれぞれが辿ってきた経緯。どのタイミングやどの要素が1つでも抜けていたら、その演奏は成り立たないわけで。

更に言うと、その時その場所に集まった人たち(お客さんも含む)で1つの空間を共有するってのは、実はたくさんの偶然が重なって、まさに奇跡のような確率で起こった出来事なんだよな。だから演奏会にしろイベントにしろなんにしろ、ただなんとなくではなくて、絶対に何かの意味があるのだ。なんて考えがぼんやりと頭の中に浮かんで、一人勝手にマスクの下でニヤニヤしたのでした。

今日の投稿は、昨日のイベントへの参加を通して思ったことだけど、これは昨日だけじゃなく全ての催し物にあてはまることだと思うのです。どちらにしてもそういうことを思うきっかけをくれたのは僕が見た演者さん達であることには間違いないのだけど。

だからやっぱり生で音楽を奏でる、聞く、盛り上がる。大事。早く演者に歓声を直接届かせられる日が戻ってきてほしいですね。

では、また明日!

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