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狭い家を劇的に広くする方法は自然観察道具にあり!

自宅待機で心も身体もストレスが溜まってしまう今日この頃。会社のスタッフに聞いても、ご近所つき合いとか、地域つき合いとか、子どもを発散させるために少し外に出るだけで色々気になってしまうことが多いそう。

都市部に住む方達にとって自宅待機は「お隣さんや上下の部屋への気遣い」や「小さな家でどうやって楽しむか?」といった課題が出てきます。そんな時にオススメなのが自然観察道具の双眼鏡です。

普通の使い方

まずは双眼鏡を目に合わせて普通にのぞいてみましょう!いつもの風景が劇的にドラマチックに変わります。これには理由があって、

・大きく見える(近く見える)
・小さなのぞき穴から「のぞく」という行為が+αの効果を生んでくれる
・道具を通して観察が面白くなる

といった事があります。この、「道具を挟む」という行為がいつもの風景を数倍にも面白くしてくれるのが面白い所です。双眼鏡は、高性能なモノでなくても大丈夫。倍率があまり大きくなくても基本的に双眼鏡のていをなしていれば充分楽しめます。

普通の見方と遊ぶときの見方

普通の見方は、見たい対象物を肉眼で見て、そのまま顔も目も動かさずにさっと双眼鏡を目に当てます。こうすることで、狙った対象物を一発で見ることができます。
遊ぶときの見方は、双眼鏡を目に当てて、のぞきながらおもしろいと感じる対象物を探すといいと思います。電線の鳥、空を飛ぶ飛行機、遠くに見える木など、何を見ても発見があります。
但し、人のプライバシーを侵害するような行為だけは避けましょう。

普通じゃない使い方

普通じゃない使い方」がメインイベントです。双眼鏡ののぞく部分からではなく、反対からのぞいてみましょう。通常は対象物が近くなるのですが、逆にものすごく遠くに見えます。

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これがとっても面白くて、いつもの家の中が一気に広く感じます。5歩で玄関に到着してしまうはずが、見た目は20歩以上歩かないと到着しないような錯覚に!
実際に歩いてみると、遠近感がおかしくなっていつもより歩くスピードが遅くなります。さらに、注意が必要なので歩幅も小さくなり、実際にいつもよりも歩数が増えてしまいます。普通に歩いても充分楽しいですが、

・簡単な障害物を置いて避けながら歩く
・テーブルの物を取ってみる
・食事を少ししてみる
・じゃんけんをしてみる
・文字や絵をかいてみる

などの行動をさらに挟んでみると、さらに楽しめます。
但し、遠近感がおかしくなる関係上足下が見えづらくなるため転倒や双眼鏡を目に当てたまま顔面を打たないように気をつけてください。

何気ない日常の空間が劇的に面白くなる工夫を、これをきっかけに皆さんも楽しんでみてください。

こういった遊びを考える元となった本は、ネイチャーエデュケーションです。こちらもよろしければ是非読んでみていただけると嬉しいです。


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