七月歌舞伎座は、鈴ヶ森が出る。予習のために、家のストックから、先代白鸚(当時、幸四郎)と七代目梅幸の顔合わせを見る。御馳走に、先代勘三郎と二代目松緑がつきあっている映像。昭和五十六年五月。雲助の隅から隅まで、腕のある役者が揃っている。ため息をつく。衛星劇場で放映された舞台です。

年々、演劇を観るのが楽しくなってきました。20代から30代のときの感触が戻ってきたようが気がします。これからは、小劇場からミュージカル、歌舞伎まで、ジャンルにこだわらず、よい舞台を紹介していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。