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長谷部浩
2020年7月17日 20:47
菊之助の動向が気になる。三月、新橋演舞場での公演が中止になって以来、歌舞伎の舞台には立っていない。今日はいってきたニュースは、十月名古屋御園座への出演である。これも、十月歌舞伎公演、出演菊之助とあるだけで、共演者も演目も明らかにされていない。また、九月に関しては関係者の話によると、歌舞伎座に出演とのことである。ただ、近年、九月は吉右衛門を中心とした秀山祭とされていたが、今回はどうなるか
2020年7月11日 17:46
平成二十二年の十二月、尾上菊之助は、中村勘三郎のすすめによって、平成中村座の公演に参加している。その経緯については、『菊之助の礼儀』(新潮社 2014年)に詳しく書いた。 公演が実現するにあたっては、同じ年の三月十八日に、打ち合わせを行っている。このとき提案した演目については、『菊之助の礼儀』にすでに書いたが、演目を並べただけではなく、いささかの説明を加えた文書があったのを思い出した。 コ
2020年7月9日 23:27
歌舞伎座から案内が来て、実際、紙としてのチラシを受け取ってみると、感無量でした。 いよいよ始まる。 四部制との変則的なかたちだが、 納涼歌舞伎が三部制で行われたときも抵抗はあったのだから、格別、気にする必要はないのかもしれない。 むしろ、狂言、ひとつひとつに価値が付けられるやり方は、當世ではある。 さらに、この考えを推し進めれば、演目や顔ぶれによって、一本の値段が違うこともありえるのだ