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戻り始めた日常。それでいて以前ではない[6/22-6/27の日記]

日々の断片を残す週報も、今週で8本目です。

髪を切りに行ったり、新しい本の楽しみ方の企画を始めたり、Notionに目覚めたり、新茶を入れたり、自転車を撤去されたり、ひらやまラジオのオフ会に参加したりしています。

コロナ以前に戻り始めた、それでいて新しい日常に目を向き始めた、そんな1週間。

✂️6/22(月):コロナで変わるヘアサロン事情

髪を切りに行く。

いままで通っていたヘアサロンは、武蔵小杉に住んでいたときの行きつけだが、別の店を探すのが面倒臭くて、わざわざ通っていた。しかし、この情勢でわざわざ電車に乗って行く気がしなかったので、知り合いに、近くのお店を紹介してもらった。

ヘアサロンに、少し話を聞くと、自粛解除後、髪を切る方が殺到したらしい。ただし相変わらず土日にくる人が多いとのこと。ソーシャルディスタンスとのバランスが難しい。

「リモートワークだから、お昼休みとかに切りに来てくれた方が、こちらも助かるんですけどね」と店長が言っていた。それもそうだ。

慣れ親しんだ行動は、まだまだ大きくは変わらない。自分も、馴染みのヘアサロンにわざわざ電車を乗り継いでまで、一年通っていたのだから。

📗6/23(火):本の楽しみ方、新天地へ

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知り合い4人で、テーマを決めて、自分の好きな本を渡し合って回し読みをしてみる企画を始める。テーマは「野菜」と「雨」。

気になるところに付箋をつけ、本が手元に戻ってきたときは、自分と異なるの視点が残された本になる。

「読む」視点以外の視点、「読ませる」視点や「選ぶ」視点で本棚を眺めるのは、それ自体が新鮮な体験となる。これに他者の視点が乗った時、さらに違う側面も見えてくるはずだ。

Takram渡邉さんが『CONTEXT DESING』で買いていた、誤読をうむ「弱い文脈」の実験。

✍️6/24(水):Notionがすごい

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ウェビナーが2本あった。ふとNotionでレポートメモを取ってみた。普段は「メモ」を使っている。「インナー向けのnote」という印象。note好きなので、UI・UXがしっくりくる。社内Wikiやポートフォリオなんかでも使えそう。

ざっと感じた良さを列挙すると

・行間や級数が見やすい
・タグ(見出しやリストなど)も使える。目次も可能。
・UIがシンプル(書く・読むことに集中)
・Google Documentのような遅延がない
・画像もドラッグ&ドロップで入れられる
・URLで共有したり、別のページにインデックスできる
・ツイートやリンクをEmbedで貼付可能
・フリー素材サイトと提携しているのでコマンドで画像差込可能

英語なので、とっつきにくさがあるが、ライター・編集界隈で今後広がりそうなツールだと思う。

🍵6/25(木):茶を煎れるという文化は、日常を豊かにするか?

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青山ブックカーニバルで買ったTeaRoomの新茶が届く。ぎりぎり新茶の時期に間に合ったらしい。パッケージを開けると爽やかな香りが広がる。袋に鼻を入れ、しばらく和む。お茶の香りにはリラックス作用がある。

いまだに緩やかに続く外出自粛で、私たちは「ハレ」を禁じられた。さらに「職場クラスタ」の発生で職場内のコミュニケーションも分断されていくだろう。ハレとケは釣り合わないといけない。しかし物理的にも心理的にもハレを禁じられた情勢だ。

飲み会やテーマパークなど「楽しんでいる投稿厳禁」の無言の圧力が、ソーシャルの場に表れている。こっそり楽しむことは可能だが、それでも「罪悪感」や「不安」、そして「楽しんでいる自分を見せられない」ことはハレの魅力を大きく損なっているだろう。

代替となるものは何か。一つは「ダークソーシャルを舞台にした闇ハレ」そして「ケのハレ化」ではないかと考えている。

🚲6/26(金):自転車が撤去される

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ぼんやり生きている。

行きは自転車だったのに、それを忘れて、歩いて帰ってきてしまうことが多い。翌日思い出して取りに行くと、運悪く、撤去された後だった。

思えば、だいぶ古くなった自転車だ。5年前に買ったものだから、この機会で新しい自転車に買い換えてしまう方がいいのかもしれない。

あるか分からない自転車を、数駅先まで取りに行き、3,000円払い、かなりの距離を漕いで帰ってくることのコストをつい計算してしまう。

🕊6/27(土):ひらやまラジオのオフ会へ

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数回出演させてもらっているcotreeひらやまさんのやっている「ひらやまラジオ」のオフ会。ほぼ全員リアルで会ったことがなく、しかし顔見知りのような既視感がある(特にリアルはとださんは、バーチャルはとださんとほぼギャップがなかった)。

アイスブレーキングがいらず、共通の話題があると、会話が盛り上がりやすい。チームビルディングやコミュニティ作りは、いまなお変化している最中なことを実感する。

その上で、オンラインコミュニケーションやテキストコミュニケーションでは、語れない・語られない領域や思考があることを理解する。それは「正解がない」「結論がない」話題なのだと思う。共時性が欠けるオンラインやテキストコミュニケーションは、その分「言ったことの確かさ」が必要とされる。代わりに感じる「ノンバーバル(非言語)コミュニケーション」の新鮮さや尖り。

7月も引き続き、編集や本の推しを話していく予定です。よろしくお願いします。

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