見出し画像

2021年は「豊かな買い物」を目標の1つに

物を買うのが苦手だ。

物欲がないとか、お金を使いたくないとかとは少し違う。リサーチャー気質なので「最も良いものを確信」できるようにならないと気が済まないのだ。そうなると確信するまでのコストが高くつくので、買い物をするたびにヘトヘトになってしまう。どうしても「捨てても平気なもの」しか買えなくなる。

美しく物を買う人、買った物を豊かに使える人、豊かな暮らしを作れる人、ポリシーのある買い方をする人、そうした人たちの豊かな暮らしに憧れる気持ちが、今年は強くなった。

おそらく家にいる時間が長くなった影響があるだろう。身の回りのもの、必然、自分が買ったものと過ごす時間が長くなってきた。

そうした目で室内を見返す。いかに自分が「捨てても良いもの」しか買っていなかったことに気がつく。「用が足りればいい」ものは、意思決定コストが低い。コモディティ化した製品・量販店の製品は瑕疵やリスクが少ない。だから、ついついそういった物でことを収めてしまう。

2021年は「豊かな買い物」を目標の1つに

暮らしを豊かにするもの、例えば、家具・食器・ファッションに投資していきたい。物を買うコストを下げるため、判断軸にコストパフォーマンス以外のもう一軸「ショッピングポリシー」を設けようと考えている。「好きだから買う」を身につけようと考えている。

ショッピングポリシーを固めるために始めたのがPinterestだ。こういう生活をしたい・こういうテイストで集めていきたいというポリシーを形作っていくことができる。

Pinterest は、発信ツールではなく、未来の行動のために「アイデアを集めておくツール」だと言う。まだ自分のなかに映像化されていないもの・言語化が難しいポリシーのようなフワフワしたものの解像度を上げるのにうってつけのツールだ。

ショッピングポリシーを最初に固めておくことは、良い暮らしを形作るヒントだと思う。

例えば、雑音のない時間を過ごしたい
例えば、かわいいもので埋め尽くしたい
例えば、オーガニックな雰囲気に包まれたい
例えば、暮らしからクリエイティブなヒントを得たい
例えば、地味だけど使い勝手のいいストレスの少ない生活をしたい

Pinterestで提案されるピンを眺めていると、豊かな暮らしを過ごしている人たちの生活からは、そんなポリシーが伝わってくる。

2021年は、暮らしを豊かにする物に投資する。

画像1

写真:SNSで自由に使える #きほんのうつわ 20の写真 より

物を買うとは少し違うが、豊かになる人間関係、恋愛にも少し取り組んでみようと思う。恋愛もまたコストのかかる関係構築だ。一人で生きられる人種なので、どうしてもおざなりになっていた。そして「人に愛情を抱きにくい」特性もある(そういう人もいるとカウンセリングで教わった)。

人並みの恋愛観では生きられないから、もっとフレキシブルに取り組むか、ライトに取り組むか、そもそも愛情とは何かというディープなところから取り組むか、そのアプローチをしてみようかと思う。まずはダイエットが必要だが。

いつもサポートありがとうございます!サウナの後のフルーツ牛乳代か、プロテイン代にします。「まあ頑張れよ」という気持ちで奢ってもらえたら嬉しいです。感謝。