『寵愛の館』の再販売に向けて

実を申せば、今年の六月ほどでKDPで活動してからちょうど十年となります。そこでと言ってはなんですが、昔書いた『寵愛の館』という始めての館ものを推敲しているところです。そうです。表紙なども色々がらっと変えてまた新たに出版しようと思います。

2015年の11月に発売されたものなので、有に9年前の作品でございます。通して見るとまあ読みにくい箇所が多い。無駄な描写が多い。過剰な説明が多い。「それと」とか「という」とか「こと」が多い。周りの登場人物のキャラ付けが若干薄く思い入れがなくなってしまっている。

昔の作品のため、色々至らない点はありますね。しかし根幹部分、ここは書きたかったんだという思いは割と見えてきました。ここを大事にして改稿していこうと思います。
今日時点でひとまずの改稿は済みました。ただまだまだこれから削れるところは削っていきます。とにかく読みやすく、焦点がとっちらかないようにしっかりと進めていきます。
表紙の方もよさげなものができそうです。こちらの技術も数年を経て進歩したなと感じました。また、見取り図ももう少し見やすくしたいです。

出版する日は未定ではありますが、六月か七月に出せるよう尽力して参りますのでよろしくお願いします。

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