べーはせ

医療関係の仕事をしています。 日々思いついたことを書いていこうと思います。

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  • therapist_lab(セラピストラボ)

    • 13本

    therapist_lab(セラピストラボ)にようこそ! このマガジンでは急性期、回復期を経験する現役理学療法士が 実際に臨床をやって疑問に思うことやPT国家試験対策について発信します! 全体として若年層になるつつある理学療法士が 今後何を積み重ねていかなければならないのか? 押さえるべき基本的な臨床論や知識は? リハビリの未来を見据えて動くにはどうしたらいいか? リハビリ学生さんや臨床に出ているセラピストや医療者全ての方に 培った知識をフルにアウトプットし、学習の効率化、モチベーション向上や明日の臨床で役立つための情報をお届けします!

  • 4年目理学療法士の成長記録

    これまでテーマで分けていましたが    曖昧なものが多く分けていても      あまり意味がなかったように思ったので  変えてみました!

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自己紹介

私は、総合病院で医療従事者をしています。 もうすぐ、4年目が終わります。 このNoteは3年目の終わりに、このまま時間が過ぎていくことに不安を感じていた自分が未来に向けて自分のやってきたことを形に残そうと思い始めたものです。5年目からは、新たな環境で頑張ろうと思って準備を進めていますが、再度新たな気持ちでスタートしてみようと思い過去の投稿を削除し投稿を再開してみようと思ってます。またここから、Input~Outputへの取り組みを頑張っていけたらと思います。

    • 歩行の効率には速度だけでなく非対称性も重要です

      選択基準:単一の皮質または皮質下の脳卒中、少なくとも6か月の脳卒中後の期間、別の個人の助けなしに歩き回る能力、指示に従い、研究者と通信するのに十分な認知機能、装具サポートなしで6分間(例、ブレースまたは足首-足装具なし)、膝を伸ばした状態で足首を中立位置に配置するのに十分な受動的背屈可動域、および股関節を10度伸ばすのに十分な受動的股関節伸展。 除外基準:複数の脳卒中、下肢関節置換術、歩行能力を制限する骨または関節の問題、1分あたり40〜100拍の範囲外の安静時心拍数の病歴

      • 歩行速度は社会参加に影響する ➋

        Predicting Home and Community Walking Activity Poststroke 方法: 横断的研究。活動計を用いて、歩幅から4つにグループ「❶100~2499:家庭」「❷2500~4999:最も限定されたコミュニティ」「❸5000~7499:最小限定されたコミュニティ」「❹7500以上:無制限」分け歩行速度、SIS、6分間歩行、BBS、FuglMeyer、MMSE、配偶者の有無を比較。 年齢:61.4±12.4 結果:MMSE、配偶者につ

        • 「結婚されている方、読むと普段の行動を見つめ直すことができます」

          最近読んだ本について紹介します。 「妻が口をきいてくれません」 作者:野原広子さん ある日を境に、夫に対して妻からの反応がなくなるということを通して「ささいで、身近でも起こりそうな出来事」について夫婦間の視点で描かれています。私は、昨年結婚をしもうすぐ第一子の誕生を控えている状況です。読んでみて思ったことが、「あ~、俺もこんな風に対応してしまっているかもしれない」「実は、妻はこう思っているのかな?」などと感じました。仕事終わりや休日に書籍や論文、動画などで勉強をすることで妻

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          歩行速度は社会参加に影響する

          Improvements in Speed-Based Gait Classifications Are Meaningful 参加基準: ❶30~150日以内の脳卒中 ❷25フィート「7.62m」歩行自立 ❸上肢および下肢のFMA29~90 ❹MMSE16点以上 除外基準: ❶重篤な心臓病 ❷酸素使用 ❸疼痛 ❹重篤な臓器疾患 ❺既に余命が宣告されている ❻最初から0.8m/sec以上で歩くことができる 測定: ❶10mを快適速度「必要に応じて補助具使用」❷Stro

          歩行速度は社会参加に影響する

          あなたはスマホどのくらい見ていますか?

          参考書籍:スマホ脳 作者:アンデシュ・ハンセン この書籍によると、私たちは1日約4時間スマホを見ており、2600回スマホを触り、平均して10分以上1度にスマホを取っているみたいです。スマホを見る時間が多いと自分でも自覚していましたが、言葉で見るととてつもないインパクトです・・・「睡眠時間を7時間とすると1日の約1/4程度をスマホに取られている」分かったところで、止めれないのが怖いところですよね。この本では、そもそもなぜ人はスマホを見てしまうのか、脳科学的な知見を説明した後に

          あなたはスマホどのくらい見ていますか?

          リハビリテーション介入時間中も安易に寝たきりにさせていないか?

          今回の参考文献です。 https://www.researchgate.net/publication/324188756_Excessive_sedentary_time_during_in-patient_stroke_rehabilitation 対象:カナダの脳卒中リハビリテーションユニットに入院している患者 評価:活動計と心電図を装着、記録者が生活記録を測定    1.5Mets< は安静としている 結果:PT介入時は61%、OT介入時は76%も安静な状態で過ごし

          リハビリテーション介入時間中も安易に寝たきりにさせていないか?