毎日の充実感を仕事や学業以外で一番簡単に得られる方法は、自分に合った趣味を持つことが一番という話①僕の場合は小説執筆や情報発信でした
ニートはその実情を知らない人からすれば「一日中遊べて楽しそう」というような考えを持たれるようなこともあるかもしれませんが、実際のニートは社会と関わっていないことによりお金を稼いでいないことに対する不安、将来的に生きていけるのかという不安などに苛まれ、アニメやゲームを楽しむどころではないのが大半です。
その有様はさながら「宿題をやっていない8月31日を永遠に繰り返す日々」とも言われており、いつ9月1日(お金が底を尽きて社会に出なければならなくなる日、家族から見捨てられる日)が来るとも分からないのです。
このニートによく見られる不安は、毎日することが決まっていないために起こると思っています。毎日仕事をしている社会人の皆さんや学校に行っている学生の皆さんは、毎日会社や学校に行って仕事や勉強をするだけでも「今日は頑張ったな」という充実感が得られますし、お金を貰うこと、また勉強していい大学や会社へ入ることや、自分のなりたい職業へ近づくことによって将来の不安を無くすこともできます。
...とはいえ、この不安はニート特有だけのものではなく、このように普通なら不安は抱かないはずの社会人や学生の人でも持っている人は少なからずいると思います。
例えば社会人の人なら、今の会社の給料が少なくて将来生活していけるかどうか不安、また仕事でスキルが身に付かなかったり、身に付いても自分のやりたいことと違うスキルなので身に付いても...という感じだったり。
学生の人も同じでこれを勉強して本当に将来に役に立つのか、と考えたり、自分のやりたいことじゃないことを勉強していると将来的に幸せになれるのか...と不安になってしまう人もいるのではないのでしょうか。
また、仕事や勉強で平日は充実している人も、「休日何もしなかった」と罪悪感に刈られる場合もあります。平日いつも忙しく働いていて休日は寝て体力を回復しないといけない、という場合は別ですが、休日に何かする余力があるのに一日中テレビを見て終わってしまった、ネットを見て終わってしまった、youtubeを見て終わってしまった...と毎週のようになっている場合は要注意。ちなみに後述しますが、ネットやyoutubeを見る行為は休息にはならないので注意してください。
それが毎週のように続くと、「平日を乗り切っても休日をまた無駄にするんだろうな」というような考えに繋がり、普段のモチベーションダウンに繋がりかねません。このように「毎日の終わりに充実感を感じて生きていく」ということは、とても大事なことと考えられます。
とはいえ、いきなりニートの人が仕事に就いたり、社会人や学生の人がいきなり仕事や勉強する内容を変えたりというのは難しいもの。そこで、せめて帰宅後や休日といった空いた時間には「毎日の終わりに充実感を感じられる趣味」を行って欲しいと思っています。
...というわけで前置きが長くなりましたが、タイトルにもある通り「趣味を持つこと」が毎日を楽しく生きる秘訣となります。ただしこれは、「自分に合った趣味」であることが重要となります。
例えば私の場合、読書やプログラミングといった一見建設的な趣味も行っていたのですが、どちらもあまり充実感を感じることはできませんでした。何故かというと...
読書...読んでいる間は心の癒しが得られたりするのですが、ではその本の内容が自分の役に立っているかと言われると、正直10%位しか役に立っていないなぁ、というのが個人的な感想です(^^;
そもそも本に書いてある内容も既に知っていたり、自分の考えに沿ったような本を読んだりして自己肯定感を回復しているだけだったり、というのもありますし、新しい知識が書いてあるような本も、実際に実行に移すかと言われたら...という話でありまして。
以前にひろゆき氏(叩く人も多い人ではありますが、私は「やりたいことをやって楽しく生きている」という自分の生きたい生き方をしているという点でリスペクトしています)の本に書いてあった「普段の仕事や勉強で使うのは頭より体力、だから知識よりも体力を身に付けたほうがいい」という言葉の通り、今の私に必要なのは新しい知識より、その知識を活かして行動するための体力なのかなぁ...と思っています。
確かに運動部の学生とか、引退後に頑張って志望校に合格する、とかよく言われますけど、それは努力の習慣とかもそうですが、日々の運動によって培われた体力も関係しているのかなぁ...と思っています。
プログラミング...今自分がしていて個人的に最も充実感が得られる「小説執筆」に比べると、将来性は比べ物にならないくらい高いはずなんですが、何故充実感が得られなかったのかと言うと、単純に面白くなかったからです(^^;
以前もWebライターについて書いたときに、自分の場合「全く興味の無いことを調べる→調べても面白くないので書いてもつまらない、苦痛→折角書いても表現被りなどで受け入れてもらえない」みたいな感じで向いていなかったということを書きました。
しかし、それと同じことをプログラミングの時もやってしまいまして、ほとんど興味が無いのに「在宅ワークができて働き方が自由になりやすい」というだけの理由でWebサイト製作用の言語を選んでしまっただけに
「興味の無いものを作る→面白くないのでエラーを直したりする過程がつまらない、苦痛→折角作っても大したレベルの物は作れなかった」
みたいな感じで、一応1個か2個webサイトは作ったのですが、結局プログラミングに対する熱はほとんど冷めてしまいました(^^;
何よりプログラミングをやる目的が「プログラミングが好きだから」ではなく「プログラミングを使えば時間や場所を選ばずお金を稼げるから」と「お金を稼ぐこと」を目的にしていたので、そりゃお金が稼げなければやる気も無くなるよな...という話です。
今から思えば、AIやAR、VRみたいな技術だったらもう少し興味を持って取り組めたのかなとは思うのですが、今はちょっとプログラミングをまたやる気にはなれません...
もしまたプログラミングをやる気があったら、上に挙げたAIやAR、VRに関連した言語の他にも、クライアントワークではなく自社開発...というか個人開発で作ってネットにアップすれば不労所得で稼げるようなものを作れるような言語を勉強しようかなぁと思っています。個人的にそういったのはスマホアプリが作りやすいと思っているので、その場合はSwiftとかを勉強することになりますかね。
結局「働きやすさ」という点に気を取られて「何を作りたいのか」を全く意識していなかったのが、自分のプログラミングに対する取り組み方の大きな失敗でした。
...で、そういった紆余曲折の末に見つけたのが、「小説執筆」というかなり浮世離れしたものになるわけですが(^^;
勿論noteやブログ、SNSで役に立つような情報を文章として発信する「情報発信」も社会の役に立っている!という充実感が得られている感じはするのですが、小説執筆はそれ以上に、自分の考えでしか書けない、自分にしか書けない...というような、言うなれば「自分にしかできない仕事」をしている感覚があって、その点でも大きく充実感を得られています。小説はリアルの情報を発信するのと違って、完全にオリジナルの絵空事を考えて書く...という点で情報発信以上にオリジナリティの高いものになるので、そういう意味でも(あくまで自分にとってですが)充実感の高いものになったのかもしれません。
...とはいっても、私は基本、本当に自分の好きなように小説を書くので、例えば15話が一番話の構想がまとまっているのでいきなり15話から書き出して、かと思えば途中で8話について考えていて8話が書きたくなったので15話を途中で投げ出して8話を書いたりして...みたいな感じで同時進行、というより物事の順番を無視して行き当たりばったりに小説を書いているために、見られる形になるまで相当な時間がかかりそうではあるのですが(^^;それでも毎日積み重ねていっている、という感覚が私に充実感を与えてくれている感はあります。
この辺りの趣味を見つける方法については、MBTIのような診断で自分の気質を調べ、そこから判断するなどもありますが、それに関してはまた後日執筆させていただくとして、「とりあえず何でも挑戦してみる!」が一番だと思います。私も読書してみる→いまいちだったのでプログラミングもやってみる→ダメだったので小説や文章を書いてみる→自分に合っていた!という感じだったので、気になっていた趣味ややりたいことに関しては何でもやってみる生き方をおすすめします!
追記:「ネットやyoutubeを見る行為は休息にならない」という点ですが、現代社会は情報過多になっており、只でさえ仕事や勉強で情報を沢山取り入れているのに休憩の時にまで情報を詰め込むとキャパオーバーになってしまうと言うことです。
なので休みたいときはパソコンやスマホの電源をOFFにし、寝たり、寝られなければ目を瞑ってるだけでもいいかもしれません。この時には何も考えない方が良いのかもしれませんが、そうはいっても何か考え事をしてしまうのが人間の性だと思うので、せめて楽しいことだけ考えるようにでも心掛けるといいと思います。(ちなみに私は小説の展開などを考えています)
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