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「鼻」ゴーゴリ

「鼻」ゴーゴリ
ニコライ・ゴーゴリ, 浦雅春訳

(2021/6/21読了)
1836年
記念すべき初ゴーゴリ。短編。
あえての落語調訳とのこと。イワンはパンの中から鼻を見つけ、コワリョフは顔から鼻がなくなっていることに気付く。両者の動揺も凄かっただろうが読み手としても動揺が半端ではない始まり方。

「コワリョフが見た箱馬車から降りてきた制服の一人の紳士。」

「なにしろそれって、ほかならぬ自分の鼻なんですから!」

この箇所数回読んでスクショしてライン入れて「??」と追記するほど動揺。なかなかこんなに驚くことはない。


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