「賭博者」ドストエフスキー
賭博者
ドストエフスキー, 亀山 郁夫
(2021/4/30)
初ドストエフスキー。
イメージ的にハードルが高すぎて避けていたが、読む本に幅広く名前が出てくる。これを読まないとせっかく読了した本にも空白の部分(共感できない部分)ができてしまうのが残念で読み始めることに。
主役のアレクセイ含め逃れられない衝動に翻弄されまくる話。
おばあさん登場あたりから止まらなくなり先が気になりすぎて一気に読み進める。
おばあさんも、最後にはアレクセイもギャンブルに取りつかれてしまう。
完全に1人の細やかな内面に潜んで読み進められるのが没頭できた理由かも。何よりみんなちょっとおかしい。冷静を保っているかのような主役にも狂気がある。(おそらく私はこの辺の狂気に惹かれている)
「賭博者」の分量は罪と罰の3分の1らしい。
口述筆記で26日間で書かれた中編とのこと(巻末解説より)。
単純に考えて「罪と罰」はこの3倍…ならいけるか→2021/8/3罪と罰3巻を読み進め中。
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noteをどうやって使っていくかあまり考えていないのでとりあえず感想から。
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