「貧しき人々」ドストエフスキー
貧しき人々
ドストエフスキー/安岡治子訳
(2021/6/21読了)
1846年。初期の初期の作品。
書簡体小説→手紙のやり取りで進む話。
書き手は47歳のマカールと、近所に住む18歳くらいのワーレンカ。読みやすさ絶大で最後まで飽きない。
印象深い箇所
>ワーレンカ
・ポクロフスキーとの恋が純粋で美しい。
・ポクロフスキー老人の話
・秋の夕べの湖の描写が別世界を切り取ったかのような感じを受けた。
>マカール
・マルコフ宅の肖像画(8/5の日記)→思い出すだけで恐怖と不安と自信のなさが溢れる。
・散歩〜靴職人の夢(9/5の日記)→めちゃくちゃ印象的だったが1月半経ってぼんやりとしか記憶してない。これは読み直し必至だな・・
読了後1か月半経った今、美しい物語として記憶に刻まれてる。
本を手元に残しておくべきかもしれない。(Kindleアンリミなので返却済み)
印象深かった箇所をパラパラしたくなっている。
読み返したら追記予定。
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