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連作超短編集です
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#小説

夢 その5

僕の住んでいる下宿にはいわゆる床下があった。柱は飴色に染まっていたり白蟻駆除の工事が話題…

はさみ
1年前
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夢 その4

腕時計がぴっと小さな電子音を立てて、昨日が終わったことを告げた。日課の時間だった。  私…

はさみ
1年前
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夢 その3

 私は雪道に投げ出されていた。夜も更け切った頃のことで、不健康に白い街灯の光と、それを反…

はさみ
1年前
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夢 その2

 私は地下鉄の座席に座っていた。規則的な電車の揺れと、窓の外をリズムよく通り過ぎている青…

はさみ
1年前
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夢 その1

 目を開くと、見慣れた私の自室の風景が見えた。私は四畳半の中心に立っていた。ある程度の整…

はさみ
1年前
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