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北海道に住むハシビロコウ愛好家です。好きなマンガや本のことなどを徒然と・・。

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最近の記事

みちかとまり1

田島列島先生の作品が好きです。 「子供はわかってあげない」 「水は海に向かって流れる」 機微の描写が豊かで、小さな笑いがちりばめられつつ進む、人間の物語に惹かれます。 昨年5月に新作が出ていたことを知り、嬉々として読みました。 「みちかとまり1」 過去2作は主人公たちにすっと没入して読んだのと比較し、 本作は設定等がわりと浮世離れしているのもあってか 没入はせず、一歩引いた目線で読み進めました。 感想としては 子どもながらに功利主義的な考えへの違和感を表出したり

    • ウチナータイム 「みんなの民俗学」より

      かつて沖縄で働いていた時期があり、ウチナータイムの洗礼を受けることになった。 午後7時開始の飲み会で、時間通りに集まるのは県外出身者だけ、実際は9時頃開始という文化で ルーズな自分にとっては意外と心地よかった(さすがに最初は衝撃を受けたが)。 一方で勤務先の時間は後ろにずれることはなく、その線引きについて不思議に思っていた。 最近読んだ、下記の本でその疑問が少し解消された。 「みんなの民俗学 ヴァナキュラーってなんだ?」 p.112 【コラム①】ヴァナキュラーな時間

      • アオのハコ

        「アオのハコ」 最近好きなマンガです。 主人公:たいきくん(高1、バド部)はインターハイ出場を目指し毎朝自主練をしていますが、早朝、体育館でやはり自主練をしている憧れのちなつ先輩(高2、バスケ部)に恋をして、そこに環境の変化や、やがて主人公のことが好きと気づく異性の親友・ひなちゃん(高1、新体操部、同じ体育館で練習)の思いも入り混じり・・というような作品です。 13巻まで読んだ感想まとめ3つ ① 「よく生きる」高校生たちの真摯さがまぶしい 青春:(夢・野心に満ち、疲

      みちかとまり1