見出し画像

3月の勉強会は、つなげる場づくり

こんにちわ。日本ファシリテーション協会 四国サロン 世話人のはるです。毎年妻の帰省先の伊万里で1年に1回だけおみくじを引くのが恒例になっています。今年は「大吉」の上、去年1年にあった色んなできごとをぐぐっとまとめた「」というお言葉をいただきました。今年1年はこの言葉を胸に色んな人とつながって、つなげていきたいです。

FAJ四国サロンの3月の勉強会

「ファシリテーション」という言葉はとても広い領域に効くスキルなのですが、範囲が広いだけに運営側がテーマを絞り込むのはなかなか難しいと感じています。

そこで、私が去年のフューチャーセッションin高知やStartupWeekend高知で体験した「マグネットテーブル」という手法を通して勉強会に参加されている方が今後どんな分野(ファシグラや傾聴、合意形成などなど)を学びたいのかを表明し、賛同できる仲間を募り、学ぶ場をデザインする過程を通して、「場のデザイン」と「コアメッセージ」「OARR」の大事さを一緒に学びたいと思います。

サロンでファシリテーションの練習試合を

画像1

また、勉強会終了後も賛同できる仲間とつながって、デザインした場を実際に四国サロンの勉強会として実践するところまで行けたらとても嬉しいですし、またそういう想いのある方を運営として支援したいと考えています。

最近、四国内でもファシリテーションのプロとして人材育成やコミュニケーションのセミナーを開催される講師の方が増えてきました。では、そういうプロの方から教わればサロンの勉強会は存在意義が無くなるのでしょうか?

プロ選手から教わる場でコツは教わっても、それを自分なりに練習して咀嚼しもせず、いきなり試合に参加するスポーツ選手は居ないでしょう。ファシリテーションも同じようにプロや書籍で学んだことを「試せる場」が必要だと思います。そして、練習するにもファシリテーションの練習は一人ではできません。試しで色々やるにしてもファシリテーターが求められる場が無ければ練習できません。

私は、四国サロンの勉強会は「プロから教わる場」ではなく、「練習試合できる場」ではないかと考えています。

画像2

去年はいろんな人とつながった

去年1年振り返ると、去年は年初のFAJスタッフ会議での出会いから、フューチャーセッションin高知につながり、そこでの出会いがStartupWeekend高知での巻き込みになって、一人の高校生の世界を広げるという成果につながったと実感できました。正直、嬉しかったです。

また、Tosa Educator's Guild のざたんが言うように「仲間がいるよ」と思う場面が沢山ありました。学んできたファシリテーションのスキルを活かす場面も増え、苦しい時もあったけど勉強会のデザインを続けてきたおかげで実践でき成果につながったと感じた1年でした。

仲間と出会おう

ぜひ、四国サロンの場を使って似た内容を学びたい方と仲間になってなってください。外に出て新しいことを学ぶ事はとても素敵なことですが、インプットだけではもったいないです。一方でアウトプットは苦しそうで尻込みしてしまうかもしれませんが、仲間と一緒に壁を乗り越えてしまえば、意外にやれるものってきっと感じられるはずです。

私も一番最初自分でデザインした勉強会でえーこさんに助けてもらわなかったらここまで続いてなかったろうなぁってしみじみと思います。仲間と一緒になってチャレンジし、試してあなたなりのファシリテーションを身に着けてください。

そして仲間と一緒にチャレンジする中で、会社組織のヒエラルキーの中では体験しにくい共創型のチームに必要なコミュニケーションスキルを磨きましょう。

私のチャレンジ

私は今回「マグネットテーブル」を活かした場作りにチャレンジし、「仲間」を見つける場を作り出したいと思っています。

あなたのチャレンジ

ファシリテーションの中で同じような事を学ぶ仲間を見つけ、場のデザインを実際にやってみましょう。また、できるなら、それを練習試合としてサロンで試してみましょう。アウトプット側にまわることであなたの学びは何倍も加速するはずです。

いただいたサポートは、ワークショップのデザインを学ぶ費用として大事に使わせていただきます。高知で大人の学び直しができる場を作っていきます。