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ボケ日記じゃない番外編お食事中は読まないで下さい

店の近く1組の老夫婦が住んでいた 
2人はアパートの一階住まいで朝5時頃から遠く離れた道路に通る車や人に自転車をヨーソロよろしくエアー誘導していた。 

しばらくして爺さんが亡くなり婆さんのボケが始まる 

婆さんは前からうちの店の横を通路に歩いていて裏口ドアをノック何かと開けると 

「そこのガス台はあたしのだから!」 

と訳のわからない事を言う 

時には「その鍋を昔使ってた!」とか 

そのうちノックもせず裏口ドア前に無言で立っていて人の気配感じて覗き穴見たら婆さんがいた時は「キャアあ」と乙女のような悲鳴もあげた

さすがに「もうきちゃダメだ」と注意してあまり見かける事は無くなったが爺さんの他界によりまたソレが再開した。

営業中婆さんが表のドアから入ってきて 

「人を探してる」 

と店の中を探しいないことを確認して出て行く 

これを1時間以内に2回ほどやるので 

誰か来たら連絡してあげるから店ん中入ってきたらダメと断るすると入口窓のすぐ外に無言で立っていて夜中だと中々洒落にならない怖さにお客さんがびっくりしたりとかするので可哀想だがそれもダメだと帰すそんな事を繰り返ししていたと同時に昼間何故か店の脇プロパンガス置いてある凹んだ所に毎回犬のうんこが置いてある事柄が同時進行していた。 

何故こんな所に…野良犬なぞ今ほとんど見ることは無いなら散歩させてる人が…もあり得ないだろ そんな時カズコがそのモノを見て 

「これは人糞だね」 

とお前そんなうんこ詳しい奴だったんだな衝撃と人糞のダブルショックを受ける。 

まさか…と思ってたある日店の脇その場所にあの婆さんがケツを出してしゃがんでいた 

ああそりゃそうだろ過ぎて驚きもしない 

まぁそれしか可能性もないし

逆にその姿勢と姿でうんこしてない方が心配になるだろう…ってかおい!ババア何してんだよ!と

人生の先輩に「そんな所でうんこしてはダメ」とか当たり前過ぎて言えるかよと頭によぎりながらも「おい!ババア何してんだよ!」と 

婆さん顔真っ赤にしながら無言でケツをしまい早歩きで去っていくその赤い顔は踏ん張りなのか羞恥心なのか…いやババア!待てよ!ケツ拭いていけよ! 

しばらくして来なくなったなぁと思ってたら婆さんのアパートの部屋から荷物が出されていて多分爺さんの元に行ったのかなと 

娘さんらしき人がいてオレと婆さんの思い出語ろうかと思ったがやめた。 

そんな事が前にあった。 


そして今ナウほんと今さっき店にカズコときた 

しばらくして 

「婆さん死んだのにまたうんこしてる!」とカズコ 

「なわけねぇだろ?」 

「いや婆さんのうんこだよ!」 

「なんでわかるんだよ?お前はうんこ博士かよ」 


「だってうんこの横にお尻拭いた紙あるもん」

「…それは婆さんじゃ無いのは確かだな」

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