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ドリブルのアップデート。狭い局面での打開に必要な身体図式と空間知覚



身体に対する空間的情報処理は、常に意識して処理されるわけではない。無意識のうちに外部の情報に対して適切な処理が遂行していくものを、身体イメージに対して身体図式と呼ぶ。

し空間にんち.001


身体図式:視覚、前庭感覚、体性感覚、運動指令の遠心性コピーなど、様々な情報を利用して脳内に体部位の動的な再現を形成しているもの
体部位構造記述(BSD:body structural description):視覚情報による脳内体部位再現をしているもの
身体イメージ(body image):body semanticsとも呼ばれ、体部位の名称・機能などの語彙、意味の脳内再生と考えられる。


し空間にんち.003

ドリブル時にタックルに来た相手にコンタクトされないように躱す。このときに生成されるのが身体図式である。
身体の各部位の位置に関する脳内情報は、絶えず更新されている。その更新において体性感覚は特に重要な役割を持つ。
しかしながら、体性感覚だけに頼っているわけではない。体性感覚に視覚情報が加わり、そのアップデートに利用される。


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