認知フットボールマガジン #3認知地図の描き方
認知フットボールとは
私は脳科学を研究する者として、フットボールに認知科学を適応できるすべを模索してる日々を過ごしています。
現在、PITTOCK ROOMに掲載しているだけでも多くの連載を読者の皆様にお届けし、今までに無い認知フットボールの世界を提供することが出来ていると考えています。
また、FC pSolsという団体にて認知フットボールに関するトレーニングも提供しております。
FC pSolsのアパレルラインもローンチしましたので、ご注目ください。
認知フットボールマガジン #3認知地図の描き方
前回の記事までで#インデックス、#認知地図の理解についてフットボールに関わる多くの要素の説明をしてきた。
本稿では認知地図の実践編 #認知地図の描き方について説明する 。フットボーラー、それに関わる全ての方が活用できる概念となっている。
記事の末尾に資料を添付するので、是非活用してもらいたい。
認知地図とは
フットボールコートの模式図がある。この中にカオスな情報を盛り込む能力が認知能力となる。模式図は二次元の描写となるが、実際には三次元。そして時間を含めた四次元的概念となる。
フットボールの空間認知は大きく二つに分けられる。
自分、そと
そとの世界は、
スペース、ひと、もの
スペース、ひと、もの
に
時間
を加えた四次元的概念を正確に把握できる能力がフットボールの認知能力である。
認知地図の描き方
プレミアリーグ第24節 2019-20 シェフィールド・U×マンチェスター・C
7秒後にアグエロの決勝点が生まれる。
フットボールは、当然のように得点を多く取った方が勝つ競技である。
得点を取るためには相手を多くのシーンで上回る必要がある。
その条件は下記に挙げられる。
数的有利
位置的有利
質的有利
時間的有利
これらを細分化して今後、認知地図に記載していく。興味があるフットボーラーはご自身で実践してみることをお薦めする。
数的有利:グループ局面(各ブロック)
位置的有利:個人局面、グループ局面
質的有利:個人能力、グループ能力、チーム能力
時間的有利:時系列的変化
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