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鑑定日記NO.1

先日、鑑定させていただいたお客さま。

90分を予定していた鑑定も、1時間足らずで、ヒアリングも、こちらからお伝えしたかったことも終えてしまった。

お話していると、わたしの話す鑑定の内容を細かな説明をせずともスムーズに解釈していただけた。まるでスポンジのような吸収力だった。


それも、彼女の持つ星と関係している。

わたしは、彼女の持つ、死という星を通して、彼女と通じ合えた気がした。半ば、テレパシー的な感覚だ。

死という星は、直感力があり、自分の感覚にとても敏感だ。だから、自分の本来の望みや本音に実は気づいている人が多い。だから、わたしの鑑定は、あくまでも答え合わせにしかならない。


彼女の持つ、アーティストの星、病と、感性の星、傷官が益々やる気をだして、きっと、仕事面でのこれからの彼女を支えてくれるはずだ。あなたの表現するマイワールドは、きっとたくさんの人を癒してくれるはず。


そして、日柱が食神であることから、とても素直で、その日のうちにアクションを起こした。素直にやってみるというポジティブなエネルギーは重要だ。そういう人は、変化が早いのだ。


彼女への一番のメッセージは、『選択に迫られた時は、何よりも自分の直感を信じて欲しい。』ということ。



ヒマワリは、夏に咲く。自分が夏の青空の元で咲くことで、みんなを元気にできることを知っているから。

金木犀は、秋に咲く。自分が秋の優しい風にその香りを飛ばして、みんなを癒せることを知っているから。

きっと、わたし達も、そうゆう風に生きていけばいいんだ。自分の持ち駒の星を活かして、誰かになろうとしたり、羨んだり比較したりしないで、純度100%の自分で、シンプルに生きていけば、きっと全てうまくいく。


彼女の名前は、登思子(としこ)さん。

『高いところを志し、人のことを思いやれる子、になって欲しい。』そんなご両親の愛がたくさん詰まった素敵なお名前。


彼女のお名前を漢字で見た時、彼女の第二宿命の、比肩と繋がっていると思った。比肩という星は、常に自分と向き合って、自分看板を作っていく使命がある。だから、お名前の由来をお聞きする前に私が思ったお名前のイメージは、

『自分の思った通りに、登っていく子』だった。


鑑定でお客さまへお伝えする言葉は、その時のわたし自身へのメッセージでもあると思っている。

出会う人と自分は鏡だからだ。だから色々な気づきがある。鑑定の後は、私は感謝の気持ちでいっぱいになる。


軽やかに帰って行かれた彼女の後ろ姿を見送りながら思った。彼女の新たな一歩は、わたしの新たな一歩でもある、と。

登思子さん、ありがとう。


部屋に戻る階段を上りながら、頬に感じた風に、秋の優しさを感じた。



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