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詩を想う

絵を見たときに感じることが
人それぞれ違って、そこにたった一つの正解はないのと同じように
詩も、読む人によって受け取りかた、感じ方が違っていい。
詩は、読まれた瞬間にその人の頭の中で生まれ変わるんだ。
詩の解釈に、わからなくてごめんなさいもないし、
おんなじ答えでよかった、もない。
わたしが詩を書いていて、こうだったらいいな、と思うことは
少々おこがましいかもしれないけれど、
詩のなかのどれかの言葉が忘れられなくて、たまにふっと思い出してしまうんだよな、と思ってくれる人がいること。
その言葉がお守りになって、ときおりぎゅっと握ってもらえたらいいなと思うんだ。



晴海 たお

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